なんてたくさんのゴミが出るんだろう。キャンピングカーを自分で解体して組み立てたい10
雨漏りが激しくて、ついにオシャカになるかと思われた、僕のキャンピングカー「ココニクル号」ですが、なんのこれまで24時間365日、4年間も僕の旅に付き合ってくれたんだもん。
雨漏りの原因、そして腐ってしまった木材の骨組み。
いっそ全部解体して、再構築するくらいの覚悟で、ココニクル号の大手術、挑んでみました。
後ろ側の外板がぜんぶ剥がれました!
こんな骨組みになってるんですねー。(興味深い)
続いて、右側の外板も剥がしにかかります。
ここまでやってると、もう外板剥がしは慣れたもので、どこを外すと簡単に剥がれるのか分かるようになりました(成長したなあ!)
先に窓を外す。
窓を外側から外してから、外板を剥がします。
すでに内側のネジを全て外してあるので、簡単に窓が取れました。
これで全ての外板が剥がれました!
ココニクル号の無垢な姿+゚。*(*´∀`*)*。゚+
配線はこんな風に細かい処理をしています。
そうかー、木材に穴を空けて通したらしてるんだな。
いよいよ室内の棚を外します。
基本的には家具は、構造の外側からネジで留められています。
こんな風に棚の底が二重になってるのはなんでだろう?
四苦八苦して、棚外れましたー!!
棚を取った跡。
天井に穴が空いてしまったのは、棚を留めてあったネジを材ごとむりやり取った為。
ネジが錆びていて頭が舐めてしまい、取れないネジ多数!最後はむりやり取るしかない。
反対側の棚も外します。
それにしても…
一つのキャンピングカーを解体するだけで、なんてたくさんのゴミが出るんだろう。
廃ネジは缶の容器がいくつあっても足りないくらい山盛りになり、断熱用に入っていた発泡スチロールは、ともするとマイクロプラスチックになって飛び散る。
木材、金属、プラスチック…たった一つのキャンピングカーを解体するだけで、なんてたくさんのゴミが出るんだろう。
しかも、リサイクルできるものは少ない。
僕たちは、簡単に「新しい家を建てたい」と言うけれど
それだけで使われない古い家は解体され、たくさんの資源はゴミになる。
そして新しい家を作る為に、またたくさんの資源を使う。
できるだけ便利にしよう、見栄えを良くしようと、たくさんの部分に工夫が凝らしてあり、でもその為にたくさんのプラスチックや金属が使われている。
僕たちの暮らしに、本当にここまでの設備が必要だろうか。
リサイクルできるならいいけど、たぶんこれらは処理場に持っていっても、燃やして大気に還すか、埋められるだけなんだろうな。
今日は解体作業をしながら、そんな複雑な思いに囚われてしまいました。
★森の大工さん「有限会社マルシン建設」
https://www.houzz.jp/pro/takashi-arai45
(埼玉県秩父市吉田石間3867)
★前回の記事はコチラ!
内装はがし難しい!キャンピングカーを自分で解体して組み立てたい⑨
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