アラスカ日記、下見編18「マタヌスカ氷河を目指せ!」
山の中のバスを待つポイント。
なぜか石が積んである。
バスを待つ間にみんな積んでしまうのか。。。
アラスカは秋の終わりの最高潮の美しさ!
僕はここ2週間ほどのアラスカに住む日本人、茅野ご夫妻の営む「Denali Chino Natur Center」の奉仕活動を終えて、バスでアンカレッジを目指します!
(「Denali Chino Natur Center」の生活のことは、また別に記事でご紹介しますね)
そして、ハンティングの季節!!
ハイウェイのパーキングにハンティングの方のトラックが!
仕留めたカリブーを見せてもらいました。
死を悟るカリブーの穏やかな目。
死ぬ間際、こんなに穏やかだったんだろうか。
アンカレッジでレンタカーを借りて、そのままマタヌスカ氷河を目指します。
マタヌスカ氷河は、アラスカ中央部でもっとも行きやすい氷河として観光客に人気。
僕は今回どうしても氷河の上で録りたい曲があって、とにかく収録機材を担いで行ける氷河を探していた。
マタヌスカ氷河は、旅行会社の方からもお勧めもあったので、いったいどんな場所かわからないけど、とにかく行ってみよう!ということで出発しました。
実は僕は「Denali Chino Natur Center」でのハードワークでも2週間とても健康に過ごしていたのに、最後の最後になって、風邪を引いてしまった!
今はまだ「喉が腫れ上がってきたぞ」くらいなのだけど、これから悪くなって行きそうな予感。
お天気も、今日と明日は雨予報。
とにかくマタヌスカ氷河に行ってみよう。
下見だけでもして、収録できるかどうかは僕の体と天候次第。
アンカレッジから出発すると、まず目指す場所は「パーマー」という街。
アラスカには農地がない。
これまでアンカレッジからデナリまで、パークスハイウェイを走っていて、あれ?と思っていたんだ。
どこを見ても、森と湿地と道路だけ。
アラスカには畑とかないのかな、と思っていたら
どうやらアラスカの農作物を一手に作っているのがパーマーという街らしい!
それはぜひ見てみたい!と車を走らせてみたけど…
なんとパーマーを通る頃には真夜中で、ほぼ何も見えない。
(地方都市だからか街灯もない)
むしろ真っ暗すぎて、道路の右車線なのか左車線なのか分からないくらい運転も難しく、怖い思いもしたので
パーマーはさっと通り過ぎてしまいました…。。。
せめてパーマーでやっと見つけた深夜スーパーで買い物した時の、色とりどりの野菜をご覧ください。
ちなみに、アラスカのスタバにはやっぱりあった!タンブラーのオーロラ仕様!!
陶器製じゃなかったら買っていったのにな。
やはり寒さの厳しいところだからか保温重視グッズ。
さて、マタヌスカ氷河に行くには、パーマーの街の横を雄大に流れるマタヌスカ川をどんどん上流へ向かって行きます。
紅葉は、シラカバの黄色が落ち始めているものの、とても美しい!
シラカバが全て落ちてしまうと、アラスカはモノクロの冬の世界に突入します。
だいたいこの辺りがマタヌスカ氷河!
山の上の方がすでに真っ白です。
随分高くまでマタヌスカ川を登ってきました。
氷河はまだまだ先だ。
いったいどこまで登ればいいんだろうと不安になる。
やっぱり雪で真っ白になるくらいの標高にあるだろうか。
そうしたら、どこまでが氷河でどこまでが雪か分からないじゃないか。
そんな不安を呟きながら、どんどん登っていくと…
見えた!!あれがマタヌスカ氷河だ!!
さあ、次回はいよいよマタヌスカ氷河に入ってみるよ!
乞うご期待!
次の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編19「僕は地球のどこにいるのやら忘れてしまった」
前回の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編17「オアシスのようなロッジがあった!」
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