アラスカ日記、下見編15「ついにデナリ国立公園へ②」

デナリ国立公園

デナリ国立公園のバスツアー中!

バスが出発すると、一番先に目に入ってくるのが、見渡す限りの赤い絨毯とトウヒの森。

ここでは、当たり前のように動物達がレッドカーペットを歩いて暮らす。

野生動物の尊厳を感じる場所。

ここではどのトウヒも元気で若々しく
州立公園にあれほどあった、立ち枯れているトウヒなんてない。

アラスカ日記、下見編⑥「アラスカの植物達。トウヒの生命」

そんなことを考えながら、バスは僕を見る見る奥地へと運んで行きます。

道路にたくさんの車が止まって、人だかりができている。

すごく一瞬ですが、間近でムースの雌がいましたね。
そうか、ここまではマイカーで来られるんだもんな。
僕もここくらいまでは自分の車で来たら良かった。

「animal!!」

とお客さんが叫んで、バスが止まる。
見ると、赤い絨毯の中にカリブー(トナカイ)が…

めっちゃ遠い!

スマホだとよく分からないですよね。画像のちょうど真ん中にいます。

動画だとこちら!

やっぱり遠い!

仕方がないのでこの画像をどうぞ!
これがカリブーです。(ハンティングされてますが)
カリブー

バスが進むに連れて、どんどん標高が上がっていく。
景色は赤い絨毯から、まるで砂漠の荒野のような風景に変わっていく。

デナリ国立公園2

「animal!!」

とまたお客さんが叫ぶ。

はるか彼方の岩肌にドールシープ!!

写真だとほぼ分からない!
中央付近の白い粒のようなものがそうです。

画像を拝借して来ました!
これがドールシープです。

この記事を読んでいる皆さんはおおいに不満だと思います…。
スマホではこれが限界でした。

しかし、こんな岩肌にへばりつくように、ドールシープは暮らしてるんだな。

所々バスを降りるとこんな景色!

すごいなと思うのはこのバス…

途中で乗ってくる人がいる!!

こんな荒野の真ん中で、何してるんだこの人達!
と思うけど、いわゆる自分の足で散策してるんですよね。

バスは定期的にこうやって走ってるので、好きなところで乗り降りできる。

今度僕もやってみよう。

バスが停まると10〜20分、そこで散策をすることができる。

この場所は凄かった!

バスを降りる。

ただ通り過ぎるだけのバスを降りて

その場所に座ってみる。

そこに住む生き物達の気持ちになってみる。

絶壁に張り付くように住むドールシープ。

赤い絨毯の中で草を食むカリブー。

ここに住む生き物達は、なんと素晴らしい風景を見ているんだ!

座ってみる。

僕は腰を降ろしてみて
ただ、ただ、そのことに驚愕する。

この座ってる写真は、同じバスに乗った白人の方に撮ってもらいました。
僕のスマホで撮ってもらったのに、この写真のクオリティ、おそらくプロのフォトグラファーの方だったのではないでしょうか。

バスの中では、中国人の夫婦の方が、僕に良くしてくれた。
見所の景色があると、席を空けて僕が写真を撮れるようにしてくれたり、散策していると

「ここに登ってみて、すごい風の通り道よ」
と教えてくれたりした。

「Toklat river」に立ち寄る!

ここはグリズリーもカリブーも立ち寄る場所。

でっかいムースの角が置いてあったよ!

すごい!重すぎて片手では持ち上がらない!

ムースはこんな重いものを頭に付けているのか!

こっちも巨大なカリブーの角と僕の写真を撮ってくれたのは、同じバスになった中東系のグループの皆さん。

しばし野生動物の世界「Toklat river」の川音を聴いて過ごす。

砂漠の真ん中なのに、テントの中にお土産屋さんがあった!こんなにディープな自然なのにしっかり観光地。

さあ次回はついに、今回の僕の目的地アイルソンへ!

★(参考)自然を知らない子ども達に、アラスカの大自然を贈るプロジェクト!

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たくさんの仲間と、アラスカを楽しみたいと思います。

★Save the Alaska!アラスカへの音楽の旅。

★次の記事はこちら!
アラスカ日記、下見編16「ここがアイルソン!」

★前回の記事はこちら!
アラスカ日記、下見編14「ついにデナリ国立公園へ①」

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