アラスカ日記、下見編16「ここがアイルソン!」

デナリ国立公園の奥地の一つ「アイルソン」はこんなところ!!
すごい!デナリが見える。
ノースピークとサウスピーク、両方が見えます!
6000m級の北米最高峰です。
デナリ山は、元はマッキンリー山と呼ばれていて、この国立公園の名前も、元はマッキンリー国立公園だったんですよね。
でも、白人の付けたマッキンリーではなく、この地のインディアンが呼ぶデナリという名前に変わった。
それだけで、この世界が何を大切にしたいのか
少しずつ変わってきたんだと思える。
それにしても…植村直己は、ほんと良くあれに登ろうと思ったなあと、ほんとその凄さを肌で感じます。
この小さな植物達が
この…!
この景色を作っているんだ!
前の記事にも書いたけど、ここに住む動物達は、なんてすごい景色を見ながら暮らしているんだろう!
僕たち人間は、狭い部屋の中を家だと思って暮らしているけど、動物達はここから見渡す全てが家なんだ!
すごいことだなあ。
こんな暮らししてたら、感覚も感性も違ってくるだろうなあ。
少しトレイルを散策しようかと思ったけど
どうやら近くまでクマ達が来ているらしく、トレイルは立ち入り禁止でした。
別の方のブログで、自由に赤い絨毯を散策できると書いてあったのに残念。
アイルソンビジターセンターはこんな感じ!
やっぱりお洒落だなー!!
国立公園の野生動物に関する様々な展示がありました。
ムースの足型!!でかい!
そしてここに来て、なぜか僕の目の前に、はっきりと姿を現してくれた動物はコチラ!
この穴、なんだろうとのぞきこんでいたら…
ジリス!!
僕の前に、まるで撮影されに来たかのようにじっと立っているんですよね。
大丈夫だろうか、イヌワシにさらわれないだろうか。。
そして、帰りには偶然通りすがりの川に姿を現してくれました。
グリズリーの親子です!
すみません、やっぱり小さいですね。。。
今回の国立公園の旅は、8時間なんてあっという間の時間で、近くまでは来てくれなかったものの、けっこうたくさんの野生動物を見ることができました。
このブログでは伝えきれないくらい!
せめて望遠レンズのカメラさえあれば…もっと皆様に動物の姿をお見せできたのに…と思いますが、それはちゃんとしたカメラマンのいる本収録編をお楽しみに。
僕はなんといっても
人の暮らすスケールを超えた壮大な景色!
そんな景色の中で野生動物が暮らしていること!
に圧倒されました。
星野道夫さんの写真が、どうして動物単体でなく、風景と共に小さく動物を写すのか。
アラスカの子ども達に「自分の顔を描いて」 と紙を渡すと、真ん中ではなく隅っこに自分を書くのか。
ここに来てようやく実感をしました。
何度も書くけど、野生動物に取って、ここから見えるところは全て、彼らの家だと言うこと!
人間よ、家に閉じこもっている場合じゃないぜ!
★(参考)自然を知らない子ども達に、アラスカの大自然を贈るプロジェクト!
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アラスカ日記、下見編15「ついにデナリ国立公園へ②」
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