アラスカ日記、下見編12「まだ諦めないぞ。レコーディング3回目」
ウィロークリークの森で、真っ暗になって
何の演奏も取れずに終わった日。
明日からは雨だから、少しでもレコーディングを進めたかったのに、無念…。
でもあれ、待てよ、天気予報を見ると
午前中だけ晴れマークが出てる!!
よし、明日の午前中に集中して、もう一度だけ録ろう!!
アンカレッジでお買い物!
これまでの下見と収録のハードワークで、日本から持って行った僕のトレッキングシューズとザックは壊れてしまった。
このままでは山にも登れないので、トレッキングシューズとザックをアンカレッジのREIで購入!!
トレッキングシューズはMEREL!!
映画「イントゥザワイルド」でも主人公が使ってたメーカーですね。
収録でどうしても足りない部品を探しに行く。
音声ケーブルのピンプラグからフォーンプラグに変換する、モノラルの変換プラグが欲しい。
アンカレッジの電気屋さんはこんな感じ!
ところが、いろんな店を回ってみるも、ステレオの変換プラグしか置いてない。
最終的には店員さんから「その部品はアンカレッジには売ってないよ」と言われてしまった。
変換プラグすらないなんて…
日本ならどこでも当たり前にある部品でも、やっぱり海外では事情が違う。
アンカレッジの住宅街。
日本と違って、こんな雰囲気の街なんですね。
ストリート沿いに、みんなポリバケツを出してるんだ。
PCを使うならここ!アンカレッジの図書館!
どうしても日本に送りたい音源データがあって、PCを貸してくれる場所を探して彷徨う。
紹介されたのはここ!「ルーサックライブラリー」
図書館と言うから、会員登録とか、いろいろ面倒だなと思ったら、誰でも使えるPCが置いてあった!
受付のおじさんに「PCを使いたい」というと、ログインのPWを書いた紙をもらうだけ。
皆さん、アンカレッジでPCに困ったらここです!
レコーディング3回目。
新しい森の場所を探すのは困難なので、また歩き慣れたカリーリッジトレイルへ。
この日は晴れ間を狙ってか、トレイルも何組かの家族連れで賑わう。
それでも他の場所よりははるかに静かで、ハイウェイの音もセスナの音もしない。
カリーリッジトレイルの中腹に、綺麗なシラカバの木を見つけた。
ここにしよう。
シラカバの木の根元を借りて、レコーディングにチャレンジしました。
またセッティングはこんな感じ。
ハンディレコーダーH3-VRは、自然音を録る為に、3mほど離して設置。
ボーカルは、iRig Mic HD 2をiPhoneに接続してレコーディング。
ギターは、ピックアップとマイク(SM57)両方を「iRig Pro DUO」をインターフェースにして、iPadに収録します。
それぞれ、iPhoneとiPadには収録アプリ「Mavis」を使っています。
今回は「始まりのムース」という一曲を集中して録ったのですが
とにかく歌ってる最中にいろんな登山客が来たり、ペットの犬が三脚の匂いをかぎに来たりと、なかなかいろんなことがありました…
でもみんな笑顔で僕のレコーディングを見守っていてくれて、僕も歌っていない時は
「hi!」
「how are you?」
と挨拶をしながら、楽しく過ごさせていただきました。
何度もNGテイクを繰り返して、何とかその中でOKテイクをひとつ、録って来ることができました!!
収録が終わるのを見計らったように、片付けを始める機材の上にポツポツと雨が。
お天気もギリギリ待っていてくれた。
自然が味方してくれた。本当にありがとう。
何とか大降りになる前に、車に辿り着くことができました。
果たして、皆さんにお聞かせできる作品に仕上がることを祈るばかりです。
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アラスカ日記、下見編13「ワタリガラスの導き、レコーディング4回目」
前回の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編11「都市近郊の森へ。レコーディング2回目」
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