野草ズボラ飯 vol.1 ハハコグサとタネツケバナのパスタ
森のシンガーソングライターの野草ライフ!
僕はまったく料理が得意ではなくて…このブログでは、おしゃれで素敵なもの!よりは、どんな人でも作れそうな簡単な野草の使い方を紹介して行きます!
題して、ズボラな一人暮らしさんでもできる!「野草ズボラ飯」
今回は、とある畑の隅っこに生えていた、ハハコグサとタネツケバナを料理してみます。
ハハコグサが「春の七草」の一つであるように、この野草達が食べられるのは、12月から2月くらいまで。
この時期、野草達は地面に葉っぱを伏せるように展開していて、真上から観るとバラの花のように見えることから、この形を「ロゼット」と呼んでいます。
ロゼットの野草を収穫する時は、葉っぱだけ取ろうとしてもバラバラになってしまうので、根っこから抜いてくる場合が多いです。
収穫した野草は、乾いているうちにできるだけ、根っこの土や、食用に適さない枯葉、ゴミを落とします。
(濡れると取りにくくなるので、洗う前に)
これはハハコグサ。
さて、大まかな土とゴミを落としたら、野草を洗います。
だいたい10回くらいもみ洗いをすると、不要なものが取り払えます。
僕の場合は、野草は株ごとに大きめに切って並べます。
茹でて小さくなってしまうと、なんの野草だか分からなくなってしまうので、野草の形と食感が分かるように。
これはタネツケバナ。
まずは麺から茹でます。
パスタのつもりだけど、今回は実はウドンの麺。
麺が茹で上がりそうなタイミングで、野草を投入。
野草は、茹ですぎず、ちょっと「湯がく」くらいにしたいですね。
はい、これで完成!
パスタソースは市販のあえるだけのペペロンチーノです。
ハハコグサは柔らかい食感。
だけどハハコグサは茹でるとあまり綺麗に見えないのが難点ですね。
タネツケバナはシャキッとして、独特のピリ辛風味です。
タネツケバナは、実はクレソンと同じ仲間なのです。
美味しかった…。
食後はいただきものの、美味しいコーヒーを入れました。
さあ、今日も一日頑張りましょう!!
ハハコグサ(キク科)の効能。
春の七草の一つ。利尿・去痰・鎮咳作用などの薬草となる。一般に、咳やそれに伴う痰、浮腫みや扁桃炎といった症状の改善目的で使われている。
タネツケバナ(アブラナ科)の効能。
若芽、若葉は、生でサラダにしても良いし、茹でて水にさらして、和え物、おひたし、汁の実などにします。クレソンに似た味がして美味しい。
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