【演奏動画あり】奥久慈憩いの森で、世代を超える自然と感性の共有を。
8/21(日)奥久慈憩いの森で、森の歌プログラムをさせていただきました。
奥久慈憩いの森は、日本には美しい村がある。森の旅73日目、8/16(火)茨城県久慈群大子町。でもご案内した公園です。
今回はいよいよ、この森でプログラムを体験していただきました。
この日はちょうど植物観察会の日。
なんと、自然体験については、ベテランの方や、実際に山仕事をしている方など、プロと玄人の集まりです。
この皆さんに、自然体験指導者としてはまだまだ新人に入る森のシンガーソングライターがプログラムをさせていただくのは恐れ多いのですが…。
まずは講師の先生の植物観察会を見学させていただきました。
講師の先生の解説は丁寧で、例えば玄人のお客さんならどんな知識を求めているか、ということをよく分かっていらっしゃるように思います。
僕はいつも講師側なので、このように他の講座で学ばせてもらうと、自分の知らない知識もたくさんあり、何より誰か他の視点で森を見ることが、こんなに素晴らしいものかと実感しました。
先生、ありがとうございました。
さて、そんな茨城の植物観察会の皆様に
森のシンガーソングライター証の森の歌プログラムを受けてみていただきました。
皆さま、こんな体験は本当に初めてのようで、どのように受けて良いのか、難しかったようではあります。
まずは、公園の景色を眺めながら歌を聴く。
こちらは動画を撮っていただいたので、ぜひご覧ください。
奥久慈憩いの森での証オリジナル曲「花の頂」です。
次に木に触れながら歌を聴く。こちらも皆さまには、初めての体験だったかと思います。
最後に寝転んで、歌を聴く。
このように「森の歌プログラム」は「既存の歌の聴き方の再提案」として、リスナーのシチュエーションを変化させることにより、音楽の聴き方、感じ方を変えるものです。
感性の幅を広げ、自然の中で過ごすことに、心と体を馴染ませます。
さあ、体験いただいた皆様の感想は、以下のようにいただきました。
なぜ自然の中に自分がいるのか、当たり前だけど、基本的なことに立ち返ることができた。
大変すばらしい活動をされていますね。
音楽やメッセージ、とても感動しました。子どもらにも見せてあげたかった。
あんな風に音楽ができるのもまた憧れました。
応援していきたいです。
今日はこころ癒されたコンサートに参加出来て感謝しています。
とても心が解放されました。
証さんの演奏、大変良かったです。やはり、生のライブはいいですね☀
今日はありがとうございました。
改めて森に感謝の気持ちでいっぱいです。明日はきっといい日になるよ♫
などなど。
今回は世代も違うし、30代の音楽の感性の押しつけになってしまわないかと慎重に行いましたが、良い感想が聞けて、本当に良かったです。
歌は、自然の魅力と人の心をつなげるものだと思っています。
自然の素晴らしさは、世代を超えて理解し合える感性だと、改めて思いました。
奥久慈憩いの森の皆様、本当にありがとうございました。
寝転んで歌を聴く時の風景。
オマケ。
久慈郡大子町と言えば、日本三大瀑布の一つ「袋田の滝」。
頑張ったご褒美に地元の方に連れて行ってもらいました。
ここにはちょっと特殊な岩石があるのです。とても綺麗です。
袋田周辺には堆積岩と海底で噴出した溶岩とが分布しています。
袋田の滝、すごいですね。
画像だと伝わりにくいですが、とにかくすごい水量がきれいな帯を広げたように岩を伝っていくのが圧巻です。
ぜひ、皆さんも見に行ってみてください。
連れてきてくださったMさん、ありがとうございました!
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。9月は北陸で、10月は九州で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)