アラスカ日記、下見編25「フェアバンクスの森でレコーディング!」

アラスカ大学のミュージアムで、二人の日本人の男の子と出会う!

彼らは、行き当たりばったりの旅が好きらしく、ほとんど何も決めずにとりあえずフェアバンクスに来てみたものの、アラスカはシーズンオフで観光の公共交通機関はほとんど動かず、途方に暮れていたらしい。

そんな話をしている隣の席に、ちょうどレンタカーを持ってる僕がいたのは奇跡だ。

二人と一緒にフェアバンクス周辺を散策してみることにしました!!

どうやらアラスカ大学の離れたところのキャンパスに、大型哺乳類を飼育している施設があるとのことで、行ってみることにしました!!

が…

ここもシーズンオフで閉まってる!!

でも何とか動物が観たい!!という想いが一致して

なんと広大な飼育施設の敷地をフェンス越しに回り込んでみることにしました(ほんとはダメ)。

と言っても、周りは全部道なき森なので

こんな森を薮漕ぎ!!

それにしても、冬の始まるフェアバンクスの森の綺麗なこと!

残っているハイブッシュクランベリーの実を食べてみたり

アカリスが出てくるのを眺めたり

ホコリタケを飛ばして遊んだり、二人にはなかなか面白かったみたいで良かった。

そして、フェンスの隙間から何とか見えたぜ!!

レインディア!!(トナカイ)

同じトナカイでも、野生のものをカリブー、飼育されてるものをレインディアと言うらしいですね。

そして、アラスカの雄大な川を観に行ったり。

ほんの少しの時間でしたが、 こういう一期一会、楽しかった。

二人はまだ19歳の大学生!
その歳でいきなりアラスカまで来ちゃう人達。
これからどんなことをしでかすのか、楽しみでなりません。

さて、フェアバンクスの森があまりに美しいので

僕はここでレコーディングしてみることにしました!!

森を歩くと、いつもここを散歩してるというおばあさんと出会う。

とても綺麗な森ですねと伝えると

「少し前まではシラカバの紅葉で金色に輝く森だったのよ」とか
「昨日はオーロラが見えたわ」とか

嬉しそうに話してくれた。

こんな風にマイクを設置してみます。

今回は動画を、曲がりくねったシラカバの上に置いたiPadで、少し上から撮影してみます。

自然音を録るH3は、やはり5〜6mくらい離れた距離に。

レコーディングしていると、散歩のおじさんが立ち止まって、ずっと僕の歌を聞いていてくれたりした。

都市近郊の森は、やっぱり車の音もセスナの音も、聞こえて来る。

加えて冬の森は、生き物が少ない。

何度録っても、人工音ばかりで、なかなか自然の音が録れない。

この美しい森の中にいると、音なんか気にならないくらい、自然の生き物の息吹きを感じるんだけど

音だけにすると、どうしても人工音が目立ってしまう。

だけど、最後のテイクの時、やっぱり森に不思議なことが起きた。

演奏を始めると、急に森の生き物達が騒めき出す。

リスの鳴き声や、コガラの仲間が囀りを始め
キツツキのドラミングが響く。

いったいどうしたんだ。

アラスカ最後の収録で、これまでにないくらいのたくさんの生き物の声が入ったテイクが録れました。

アラスカの森が味方をしてくれている。
ワタリガラスの時も、今日のこの森でも。

次の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編26「アラスカの温泉に行ってきたよ!」

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アラスカ日記、下見編24「アラスカ大学に行ったよ!」

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★Save the Alaska!アラスカへの音楽の旅。

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