土を触ることの気持ち良さ。レポート「自然を感じてロクロ体験~ごろんコンサート」
土を触ることの気持ち良さ。
これは実際にやってみた人にしか分からないかもしれません。
今回一緒に、ロクロを回してくれた皆さん。
僕はその間、後半の森の中で準備をしていましたが
森の支度を終えるころには、すでに作品が出来上がっていて、その出来栄えに圧倒されました。
濱住さんの丁寧な教えのおかげなのか。
そのプロみたいな作品と、皆さんの満足気な表情を見たら、もうイベントが大成功だったと分かります。
今回は、陶芸+ごろんコンサート。
前半は、自分だけの器を作るために、ロクロの前で奮闘していただきました。
皆さんの作品は、濱陶器さんに焼成、色付けをしてもらって後日お渡しになります。
受け取るのワクワクするでしょうね。
ちなみに、濱陶器さんのギャラリーにおいでいただくだけでワクワクしますよ。
陶器たちを眺めながら、ずっといたくなるギャラリーです。
さて、そんな皆さんを、今度は森のシンガーソングライターが森へ連れて行きます。
今回は、稲城市民の中心的森林公園である、稲城中央公園。
まさに、稲城市の真ん中にあり、レクリエーション施設やグラウンド、体育館などを有する大きな公園です。
ニュータウン開発の時から、市民の交流の場となるべく設計され1991年に作られました。
僕たちが行ったのは、その中でも当時の里山の姿のまま残された自然林の中です。
寝転ぶと、目線は森しか見えなくなります。
まさに森の一部のようになって体を横たえると
僕たちが住んでいる街が、まだほんの数十年前はここと同じ森林だったんだと分かります。
そして、これほどの森林風景を、広大な街に変えてしまったことも。
この残された森の中で、深く自分のなかに入り込んで行ける。
そんなコンサートを行いました。
この辺りの土は、どうやって出来上がってきたのか?
稲城にはなぜ、砂のみの地層があるのか。
砂と土と粘土の違いは何か?
今回作った陶器も、土から出来ています。
この土ができるまでに
700万年前に海だった頃のたくさんの生き物達。
関東ローム層を構成する火山のエネルギー。
そして、里山に降り積もるたくさんの落ち葉や動物の死骸などの有機物。
とんでもなく長い時間をかけて、たくさんの生き物の力を借りて、この土が出来上がって行ったんだと実感しました。
ご参加いただけた皆様、濱陶器様、ありがとうございました!
この記事のすばらしい写真はyoocoさん!
オマケ。
濱陶器の奥様は、こんなにかわいい動物作品を作る。
陶芸体験、気軽にお申込みできますよ!
詳しくはコチラ。
「濱陶器」
https://hama-touki.jimdo.com/
東京都稲城市坂浜3216
(京王線稲城駅より徒歩約15分)
自然の音と癒しの歌「パイオニアソング」稲城中央公園
自然音をお楽しみいただく動画です。
歌は自然音に混ざるくらいで撮影されています。
森でリハーサルをしているところを、草葉の陰から虫の視点で撮影。
夏の終わりの虫たちの声がすばらしいです。
9/2自然を感じてロクロ体験、自然散策の様子@稲城中央公園
拡散、ご支援、よろしくお願いします!
CD1枚から支援いただけます!
「森と人をもっと近くに。寝転んで森を学ぶCDを作りたい」
https://greenfunding.jp/sustena/projects/1770
さて、次回のオススメイベントはこちら。
あなたと森の付き合い方を教える自然体験×リトリート!
【長野】9/30(土)~10/1(日)標高1000mのエコビレッジ~瞑想と歌のキャンプ@今心imacoco
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。ごろんコンサートのご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で歌を聴くと、分かることがある。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
森の中で感性のアンテナを開く方法や
知識を想像力に変える方法
定住しない生き方から学べる意識の変化など
自然解説や音楽によって、毎日の生活に役立つの森から得られる人の在り方を広めています。
本名 山田証。福井県出身。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)