名古屋で路上ライブしてみました!知立駅前編~金山編。
森のシンガーソングライター、旅の費用を稼ぐため、路上ライブに。
見知らぬ土地で、初めて路上ライブをする瞬間と言うのは、どれだけ数をこなしていても緊張するものです。
僕が初めて路上ライブをしたのは、19歳の頃福井県福井駅前でした。
あの頃は、ただひたすら歌っていただけの日々だったけど、今回は旅を先に進ませるための路銀を稼がないと先に進めない。
食べる為に路上するとは、かなりシビアな路上ライブ。
でもこういう生活を選んだ以上、こういう場面を切り抜ける強さが欲しいと思います。
人は「これをしたい」というタイミングでチャレンジをすることで強くなる。
今回1日目にチャレンジしたのは、愛知県知立市にある知立駅北口ロータリー広場。
今回は、実は「チエキタストリートライブ」と連携した路上ライブいうことでこの場所公認で、駅前活性化の為に行うということになりました。
名古屋に来てから久々にお会いするトロンボーン奏者の三谷祐加さんと一緒です。
なんと、とてもめずらしい「バスサックバット」というトロンボーンの先祖に当たる楽器を持ってきてくださり、道行く女子高生などが興味津々。
さて、やってみるとここ、とても良い場所で、人が座って寛ぎやすい場所。
ちょっと素敵な音楽が流れて行くと、止まって聴いて行こうかなあという雰囲気にさせる場所なんですね。
さあ、と準備していたら、なんと日本共産党の皆さんが、街頭演説を始めるところでした。
でもこちらも、公認でこれから行なうことを告知してるので、日本共産党の皆さんと相談。
だって、共謀罪のことがあってすぐのタイミング。
何とか思いを伝えたいと、頑張っている地域の皆さんなのです。
だから、本当は僕の路上ライブどころじゃない。
ずっと日本共産党さんに演説してもらいたいくらい。
結果、日本共産党さんの演説の合間を縫って、僕らが演奏するという!
なかなかレアな光景で、僕らが街頭演説に耳を傾けたり、日本共産党の皆さんが集まって歌を聴いてくれたりして、駅前はちょったしたハートフルスペースになってました。
曽我さんという方が素敵なお写真を撮ってくださいました!
そして、知立名物の大あんまきの差し入れまで!!Hさん、ありがとうございました!
日が暮れてからはシゲチィさんも加わって、盛り上げてくれました!
1日目の路上が終わった後に、シゲチィさんが商店街の空き店舗活用のためのライブ企画について、相談しているところにお邪魔する。
空き店舗ってなんだろうと思ったら、なんと格闘技のリングがあるお店!
ここでライブイベントをしようという試みらしい…。
格闘技のリングがあるお店も初めてだし、そこで音楽イベントをしようという話もすごい。
知立駅前、公認ストリートライブといい、このお店といい、すごいですね。
森のシンガーソングライターも、少しサンドバックを打たせていただきました!
手首を痛めました…。。
名古屋路上ライブ二日目。
名古屋では路上ライブのメッカと言われている、金山へやってきました。
ここはとても個性的な路上文化が出来上がっている場所。
今回も、バスサックバットの三谷祐加さんと一緒に行いました。
歌っていると、何人かの方は好意的な目で立ち止まってくれるものの、なかなかちゃんと聴いてくれるまでは行かない。
すると、東京のライブでご一緒したことのあるKurumiさんが、現れる。
ちょうどゲリラライブをしようとしていらしたそうで、一緒にやろうと言うことになった。
こういうところ、全国でアーティストが繋がっていると面白いですよね。
やってみると、僕のライブでは遠巻きに見ていた人たちが、Kurumiさんが来るとぞくぞく集まってくる。
これはすごいと思いました。
さて、このように金山路上ライブ、やってみた感想なんですが…
地域のアーティストは、ちゃんと路上ライブにお客さんを連れて来ている。
今回のKurumiさんのように、ゲリラライブだと言っても、やるとなれば聞きつけてお客様が来てくれる。
金山でやっているいろんなアーティストには、ちゃんとお客さんが最初から着いて、それが更に人だかりを呼ぶ。
これ、地元の人たちが、ちゃんと地元のアーティストを応援しようという気持ちがあることですよね。
長く地元でやり続けていれば、ちゃんと応援してくれる人がいる。
でも、僕のように、旅先で初めて来たアーティストには、なかなか興味を持ってもらえないみたい。
なるほど、これは仕方がないことだと思いました。
路上ライブには路上ライブのセオリーがある。
ここでは、もっとこの地域で何回もライブして、とにかく顔を知ってもらって、初めて本当に交流してもらえる。
何はともあれ、名古屋路上ライブは、僕にとっては惨敗と言えます。
もちろん、誰かが聴いてくれた、とか、初めてだけど少し交流ができた、とかいう面では収穫ありと言えます。
僕の旅は、これからもっと困窮することがある。
そんな時に、いろんな地域でちゃんと歌で食い繫いで、旅を続けられるチャレンジがしたい。
実際的な結果が出たタイミングでした。
名古屋の地域愛に負けたと言いましょうか。
起こったことが本当。
良い面ばかりを並べることもできるけど、とにかく悔しくて、お腹も減った夜でした。
悔しい時は悔しいと言いたい。
だから起こった結果として書きました。
でも聴いてくれた皆さん、話してくれた皆さん、嬉しかったです!
さあ、まだまだ先へ行くぜー!!
人と森が愛を持って共存できる世界へ!
さて、次回のオススメイベントはこちら。
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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)