キャンピングカー修復日記〜車検と車中泊とスノコ@秩父マルシン建設。森の旅769日目。
キャンピングカー「ココニクル号」は、一年に一度の車検があります。
下の車だけで車検するので、キャンパーの部分は、こうして車庫に収めさせていただきました。
(登録上は、キャンパーは荷物を積んでるようなものという扱いになっています)
僕の旅の心強いスポンサー、埼玉県秩父市の「マルシン建設」様のところで滞在させていただきます。
ちょうど台風直撃のタイミングということで良かったです。
しっかり車庫の中でガードしてもらっています。
ココニクル号のキャンパーは、四本の足を降ろせば自立するようになっていて、それで車とキャンパーを分離させるのですが
度重なるトラブルにより、足の付け根がもう限界。。。
普通に自重を支えるのは難しいくらいになってしまいました。
なので、車庫でも前述の写真のように、角材を使って出っ張りの部分を支えていただきました。
本来は足自体がジャッキみたいに伸び縮みするのですが、今回は危ないので
なんと、角材やトラック用ジャッキを駆使して、巨大なキャンパーを少しずつ少しずつ上げ下げすると言う…
(一日仕事でした…マルシン建設の皆さん、すみません…)
新井さん、ありがとうございました!
ということで僕もしばらくは、キャンピングカーではなく本当の車中泊で過ごすことになります。
夏に車中泊を快適に過ごすコツとは?
まず、夜眠る時に窓を全開にして新鮮な空気を入れたいですよね。
窓を閉めてアイドリングしながら、エアコンをつけっ放しにするのは、地球環境にも悪いし、体へもかなり負担になります。
だから、こうやってアタッチメントの網戸カバーを取り付けます。
オートバックスなどで売っていますよ。
僕はケチって二つしか買わなかったんですが、二つ窓を開けてるくらいだと熱帯夜は辛かったです。
ちゃんと四つの窓分の網戸カバーを買って、思う存分窓を全開にして寝ることをお勧めします!
もう一つは、平らな場所に足をちゃんと伸ばして寝られるようにすることです。
足を伸ばせなかったり、ななめになって寝ることになると想像以上に眠れないです。
僕の場合は、毎夜毎夜、面倒でも荷物をとにかく整理して整理して、なるべく伸び伸び寝られるようにスペースを確保します。
そんなこんなで車中泊頑張ってみましたが、ちょうど台風直撃のタイミング。
屋根のある立体駐車場などに停めて、土砂降りの雨を眺めながら過ごしました。。。大変でした…。
気になってるキャンパー箇所を補強!!
外れかかっている足以外で深刻なのは、キャンパーのでっぱり部分(ロフト部分)のたわみと水漏れ。
荷物の重さか、材が弱くなってるのか、こんな風にたわみが…。
ロフト部分を自然体験の備品置きにしているのです。
じわじわと床板が腐ってる!!
どこか水漏れなのかと思い当たる外装のいろんなところをコーキングで塞いでいるのですが、なぜかじわじわと濡れて腐っていく。
この分だと、ココニクル号全体の材も腐ってきているのではないかと(°_°)。
そもそも、キャンピングカー は24時間365日、人が暮らすことを想定しておらず、それで3年も日本中を旅していることで、こんな風にガタが来てしまうのかもしれません。
外装を外して中を見てみたいのですが、マルシン建設の新井さんが予想するには
「内装材+骨材+外装の全部合わせて強度を保っているのかもしれない、下手に外すと強度を保てなくなる上に、元に戻せなくなるかも」
だそうで、とにかく様子を見ながら補強して付き合っていくしかない。
ロフト部分の水漏れは、水漏れではなく、やはり一年中人がそこで寝起きしていることによる結露の可能性が高いそうです。
マルシン建設さんから(とりあえずの)補修方法としては
ロフトの床に合うスノコを作って置くというもの。
置いた荷物の重さが全体に分散されるので、一部に荷重がかかるのを防ぐことと
スノコの下に隙間ができるので、空気の通りを良くして、腐食を防ぐのに役立ちます。
スノコ制作開始!こんな風にロフト部分に合わせて作ってくださっています。
こんな風に出来上がりました!!
すごい!早い!綺麗!職人技です。
スノコを作ってくれたのは、マルシン建設の職人さんの濱田さん!
ありがとうございました!!
荷物を載せてみてもほら、たわみが無くなりました!
そんな風に、補修でお世話になっているマルシン建設さんですが
期間中かわいい仔猫が僕の相手をしてくれてほっこり。
僕がキャンパーの荷物を整理していると…
米櫃のコメをネコ砂だと思ったのか前足で掘り始めたので、新井さんが確保!
僕が出してくる荷物を一つ一つ、匂いを嗅いで…。
車の中も探検!
いやー、かわいいわー(ネコ好きです)
そしてなぜかその後、マムシをいただきました。。。
ココニクル号の整理をしてたら、山の上から降りてきたおっちゃんが、ぶらりとマムシをぶら下げてきました。
「おう、焼酎漬けにするといいよ!」
とわざわざペットボトルに入れてくださいました。
焼酎漬けのやり方まで詳しく教えてくれましたが…
マムシはおびえていたので、後でこっそり逃してあげました。
さあキャンピングカーで森の旅、まだまだ続くよ。
マルシン建設の皆さん、これでとりあえずは先に進めそうです。
ありがとうございました!
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