アラスカ日記、下見編⑧「赤い絨毯を歩く!」

デナリ州立公園内にある「Curry Ridge Trail」を歩いています。

まさかここで観られるとは思わなかった!

「赤い絨毯」は、秋のデナリ国立公園の有名な風景で、どこまでも広がる大地に生えるブルーベリーなどの低木が赤く染まって、まるで赤い絨毯が敷き詰められたようになる現象。

州立公園の中では観られるところは少ないんじゃないかな、と現地の人に聞いていたので、まさかここで観られるとは思わなかった!

「Curry Ridge Trail」の頂上付近、歩けば歩くほど、赤い絨毯が広がっていきます。

しかもこうして、絨毯の中を歩けるなんて!
国立公園だときっとこうは行かない。

こんなに身近に絨毯を見ながら歩けるトレイルがあるんだ!

すごい景色の場所だ。
ここは僕が思い描いていた通りの場所だ。

ハイウェイからの車の音も聞こえないし、人も滅多に通らない。

ここなら、「赤い絨毯のところでレコーディングする」という夢が叶うのではないか。

でも果たしてここまで機材を持って来られるのか…。

念のため更に奥に踏み込んでみる。

だんだんと森が深くなってきて、トレイルも細くなっていく。


ほとんど獣道に近い感じ。

ここはグリズリーやムースがいてもおかしくないんじゃないだろうか。

ビクビクしながら歩く。

あ!綺麗な湖だ!!


湖の向こうにも、赤い絨毯が広がっています。

星野道夫の写真に出てきたような場所。
国立公園のワンダーレイクって、こういう感じの場所なのかな。

この辺りに座り込んで、しばらくぼうっとしてみる。

天気は重い雲のかかる空で、風もない。
ここは風がないから、レコーディングにいいかもな。

と思ったら、遠くからハイウェイの音が聞こえる。

結構、森の奥に来たつもりだったけど、ハイウェイ自体が森の中を蛇行しているから、場所によってはこうして車の音が聴こえてしまうんだ。

ここに住む動物たちは、こんなに静かな静寂に生きてきたのに、人間はずいぶんやかましくしてしまったんだな。

もちろん、日本の森でレコーディングする時も、ほぼ必ず車の音や人の生活の音が聞こえる。

でもアラスカに来てもそうなんだなあとびっくり。

人が自然の生き物達に与えている影響は、想像以上に大きい。

次回、いよいよレコーディング編!!

あと少し!あと少し!( ´ ▽ ` )ノ

次の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編⑨「赤い絨毯でレコーディング!」

前回の記事はコチラ!
アラスカ日記、下見編⑦「カリーリッジトレイルの生き物達」

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