アートってなんだろう?
「森に寝転ぶコンサート」
僕はもう10年以上これをやってきて、純粋な音楽表現から始めるともう20年以上。
「これがアートだ」と自分が思うことをしっかり形にしてきたと思う。
僕にとってこれは、表現としてはある種の到達点でもあり
森の風景、木漏れ日、焚き火、ナイトウォーク、自然の様々な風景、シチュエーションと自然音とで演奏を作り上げていきます。
僕はこれを、自然を惹き立てるための「アート」と捉えています。
「アートを仕事にする」という人生の目標も(自分でも素晴らしい!)とベタ褒めしたいくらい(≧∀≦)頑張ってきたと思う。
だけどそもそも音楽でも何でもアート自体が
「多くの人に理解される=アートとして評価される」
になってるのは、今も昔も変わらなくて
でも「理解されることが前提でアートを作る」というのは、何か違うんですよね。
これはもう、昔からアーティスト達が抱えてる課題。
僕は確固たる自信を持って「アート」と言い張ってきたこと、今になって自信をなくしている。
「世間に評価されないアートなんて、自己満足」
と言われがちだけど
じゃあ「自己満足じゃないアートはアートなのか?」
そもそも、アートってなんで必要なんだっけ。
「豊かなコミュニケーションの為に」だったら、単なる会話や文章の方が遥かに伝わりやすいことがたくさんある。
「言葉にはできない分野のことを様々な方法で伝える」
これがアートの原点かと思うけど、もうこれは「伝わり難いこと」を前提としてるので「多くの人に伝わる」とは真逆のスタートですね。
アートとは何か?
そんな小難しいこと、たぶん世間の誰も求めてないのに
20年経っても、試行錯誤してるアーティストって(僕って)何だろう?
とふと思った朝でした。
おはようございます!
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