美味しいお餅と、高く舞うチュウヒ。キャンピングカーで森の旅557日目。
森のシンガーソングライターは、渡良瀬川遊水地に来ています!
僕には初めての場所でしたが、野鳥観察の人たちにとっては聖地!
この日も、バズーカのようなカメラを抱えた人達が、たくさんいましたよ。
それにしても何て広いんだろう!!
どこまでもどこまでも続く、広大な芦原。
この面積が確保されていることで、野鳥たちはこの場所で羽を休めたり、営巣することができる。
自然の営みは、どこか一部が残っていればいい訳じゃない。
これだけ広大な湿地がまとめて残っていることで、そこに一つながりの命の循環が生まれる。
栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県の4県にまたがるという難しい立地ながら、ラムサール条約にも登録され、この面積が守られていることに感謝したい。
都市部の自然のように、人間の都合で分断してしまった緑地ではない、ひとまとまりの自然のこの遊水地。
人間が中を歩く為の遊歩道もない、広大な芦原の前では
僕らもただ遠くからカメラを構えて眺めるしかない。
人間が入って行けないからこその自然の姿だ。
それにしても寒い!!
寒風吹きすさぶこの日、遮るもののない湿地帯では、カメラを構える人たちも必死です。
そしてそんな冷たい風を受けて、空高く舞い上がるチュウヒの姿。
彼らはこんなに過酷な自然の中を、あんなに優雅に飛ぶのか。
「自然の姿は、過酷であればあるほど、相対的に美しくなる」
という星野道夫の言葉が思い出されるほどに、寒さも忘れて見入ってしまいました。
この日の午前中は
栃木県鹿沼市の「人形劇団くぐつ」さんのアトリエにて、つきたてのお餅をいただいて来ました!
旅生活の森のシンガーソングライターが、こんなに年末らしい年末を過ごせるなんて…。
「くぐつ・あとりえ」に集まる皆さんは、ほっこりしていてみんな素敵。
夫婦で人形劇を続けて、人が集まれる場を作ってきたくぐつさんのお人柄ならではと思いました。
この場を借りて「【栃木】1/14(日)森の旅の話コンサート~旅をする意識と森で暮らす人々~@鹿沼市くぐつ・あとりえ」のイベントPRの為に
森のシンガーソングライターも一曲歌わせていただきましたよ!
そしてその後は、近くの竹林の中でちょっとだけ、寝転んで聴くごろんコンサートも体験いただきました。
「いつもは余った草を捨てるだけの林なのに、寝転んでみるとこんなに美しいなんて」
と嬉しいお言葉をいただきました。
1/14のイベントでも、もしお天気が良ければ一曲くらいはこんな風に森の中で聴いてみてほしいなあと思っています。
歌を聴いてくださった皆様、くぐつの皆様、ありがとうございました!
美味しいお餅をご馳走様でした!
次回のコンサートは栃木イベント連発!!
あなたが森と繋がる自然体験コンサート!
【栃木】1/11(木)、1/18(木)0歳から聞ける、親子で自然の中に寝転ぶコンサート!
【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ
【栃木】1/14(日)森の旅の話コンサート~旅をする意識と森で暮らす人々~@鹿沼市くぐつ・あとりえ
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。ごろんコンサートのご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で歌を聴くと、分かることがある。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
森の中で感性のアンテナを開く方法や
知識を想像力に変える方法
定住しない生き方から学べる意識の変化など
自然解説や音楽によって、毎日の生活に役立つの森から得られる人の在り方を広めています。
本名 山田証。福井県出身。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)