【演奏動画あり】臼杵市議奥田富美子さんと臼杵市の人達。10/21(金)森の旅139日目。
出会う人出会う人、みんな個性的!守り続けられる文化財。
大分県臼杵市にやってきた僕を、一日ご案内してくださったのは、臼杵市の市議会議員の奥田富美子さん。
ご友人を介して紹介していただいた僕の為に、あーでもないこーでもないと、たくさんのセッティングをしてくださった。
先日、東神野で「うすき巨樹・名木の会」の三田井さんに僕がご案内いただけたのも、奥田さんのセッティングによるもの。
「森のシンガーソングライターが来るよ」というだけで、じゃあこの人と会わせよう、この人に紹介しよう、とあれこれ考えてくださった奥田さん。
とにかく「楽しいことが好き」な奥田さん。
この日の夜に奥田さんの拠点で行われた僕のライブでも、たくさんの人が訪れた。
「森のシンガーソングライターは知らんけど、奥田さんが連れてくるなら面白い人だろう」
そうやって皆さんが集まるのだから、奥田さんの影響力はすごい。
こんな人が市議なんだから、臼杵市は面白いことにあふれてそう!
ということで、今日は奥田さんに、臼杵市をご案内いただきました。
証が抱いているお子様は、また別の記事で出てくる元気なMちゃんです。
臼杵市の街並みは、時代を感じさせる重厚さと美しさ。
臼杵市の街並みは、大きな戦火に合わなかったこともあり、古代の街並みがそのまま残っているのだそうです。
例えば上記は昔の地図ですが、ほぼ、この地図のままの町割り、道幅で残っているのだからすごい。
昔からの建物でそのままずっと営まれているのは、カニ醤油さん。
創業は慶長5年。創業1600年と書いてあるのだからすごい!
古い建物を行かして新しいお店もたくさんある。
こちらは雑貨屋さん。
こちらは「農民カフェ」さん。
農民カフェの自然食ランチ!
ここを切り盛りする、農民ロッカー「和気優」さんが面白い!
全国弾き叫びバイクツアー。
「生きる」をテーマにした中学校ライブ。
少年院などの厚生施設慰問ライブ。
無たい肥無農薬米作り。
農業ワークショップ。
農ある暮らしの実践と、農空間作り。
などなど。
ロックミュージシャンでありながら、これだけのことを行う。
和気さんの「農民カフェ」は最初は、東京の下北沢に出店。自然食カフェとして人気です!
でも、去年の4月から臼杵市に移住し「農民カフェ 臼杵店」を始めます。
「なぜ、大分の臼杵を拠点にしながら、東京にも店を開くのか?」
と質問してみたら
「東京にこそ、迷っているやつが多い」
「特に音楽をやってるやつはそうだ」
「俺は大分に移住して、ここから発信する」
「でも東京にこそ、その窓口が必要なんだ」
迷える若い衆を、導く。
なんてかっこいい人なんだろう。こんな人が臼杵にいます。
この写真に写っているのは、証と奥田さん、和気さんの他に
舞台演出家の梶原諒晴さん、プロデューサーの岩崎雅公さん。以前僕が関わらせていただいた、東京芸術劇場での「RADIO311」でお世話になった方です。
詳しくはコチラをご覧ください。
「またあの日に向かって。RADIO311で歌うことについて」
なんと、偶然臼杵市に仕事でいらしていて、農民カフェでご一緒することになりました。
梶原さんと岩崎さんは、この後の臼杵での僕のライブにも来ていただきました!
なんという偶然!ありがとうございました!
この豪華な建物は、なんと臼杵市の観光案内所「臼杵市観光交流プラザ」!
こちらで臼杵市の昔と今が分かります。
この画像は、臼杵城。
なんと街中に現れる断崖絶壁の上にあるのですが
昔の写真を見ると
なんと、臼杵城は島(丹生島)だったのですね。
丹生島は北、南、東を海に囲まれ、西は干潮時に現れる干潟の陸地でつながるのみという天然の要害をなしていた。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%BC%E6%9D%B5%E5%9F%8E)
明治20年に、この丹生島の周りが埋め立てられ、現在の街並みになったとか。
僕たちが歩いているところは、昔は海だったんだと思うと、不思議な気持ちです。
さて、今回臼杵市でライブをさせていただいたのは二か所。
まずは臼杵幼稚園さん!
突然のアポにも関わらず、ライブをさせていただけたのは、奥田さんのご人徳と、園長先生の懐の深さゆえです。
この日は少し雨が降っていたのだけど「雨なんてへっちゃら!」という園児達と、園庭を使った森の歌プログラムをさせていただきました!
演奏動画はコチラ!
そして、夜は奥田富美子さんの拠点「元気力ネットワーク・うすき」の古民家で、森の旅の話と、森の歌ライブをさせていただきました。
もちろん、恒例の寝転んで聴く森の歌も!
皆さん、とても楽しそう!
今回は、奥田富美子さん、そして臼杵市のいろんな皆さんに、大変お世話になりました。
突然現れた森のシンガーソングライターに、親身に接していただき、本当に感謝です。
臼杵市の良さは、古き良き、文化の街並みと、何より新しいものを受け入れるおおらかさ、人の明るさにある。
遥か昔にこの町がキリスト教を受け入れたように
新しいものを、本当に良いものを、自分達で判断し、発展させる力が、この街にはあるように感じました。
奥田さん、臼杵市の皆さん、本当にありがとうございました!
さて、次回のオススメイベントはこちら。
皆さんとお会いできますように。
【箱根】★12/11(日)「心の壊れない生き方がある。自然と人の共生を学ぶハコネエコビレッジで森の歌会」
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。11月~2月は関東で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)