朝起きたら景色が変わるということ。8/4(木)森の旅60日目、山梨県南巨摩郡富士川町。
朝起きると、毎日景色が変わる。
これは、旅生活ならでは醍醐味ではないかと思います。
いつも朝目覚めると、自分がどこにいるのか分からなくなることがしばしば。
最近では目覚めの時間は安定してきて、だいたい7:30頃に目が覚めます。
この旅ですごく早起きしないといけないことはほぼないので、こういうところも醍醐味なのかもしれません。
これは、朝起きた時にの、キャンパーから外を見た風景。
知らない森が広がっているようで、素敵なのです。
森の旅の様々な問題点。
もちろん、そんなのんびりしているばかりでなく、様々な問題点があります。
とある公園の駐車場で一晩過ごしたら、次の朝には町内会長のような方が来て
「ここにいつまで停めるの?ここはみんなの公園だからよ…」
というように注意を受けました。
この近くでもうすぐイベントがあって、地元の主催の方に「この公園なら(キャンピングカー停めても)大丈夫ではないか」と言われたことや、それほど長くは滞在しないことなどを説明し
「よし、分かった」
とおっしゃっていただきました。
一方、とある道の駅に停めさせていただいた時は、そこの管理の大工さんとたまたま話すことになったら、すでに僕のことをどこからか聞きつけていて、旅の話で盛り上がったりしました。
こんな風に、車を一晩停める、ということだけでも、かなり地域の方の理解や心遣いを必要とします。
もちろん、コインパーキングなどに停めることや、オートキャンプ場を探すのが本来です。
でも、この旅では金銭的余裕がなく、本当にいろんな皆様にお世話になっております。
営業することの難しさ。
例によって、間もなく栃木に旅立つものの、ライブのあてはほとんどなく、いろんな施設、団体に送ってみた営業用の書類やメールも一切反応がない…。
確かに、資料や文章を見ただけで、いきなりやってくるアーティストに仕事があるほど、甘い世界ではありません。
特に僕のプログラムは、出会って、話して、体験して、初めて次の仕事の話に繋がるもので、最近は営業用書類を作ることも、あまり意味がないように感じてなりません。
体験してもらう方がずっと話が早いので、僕はいくつかの団体や施設を訪ねた時、ある程度仲良くなったかなと思ったら
「ほんの10分、どなたかに僕の森の歌プログラムを受けてみてもらえませんか」
とお願いしてみました。
ほとんどの場合は、「仕事があるので」「今日は忙しいので」とやんわり断られます。
歌を聞くことに「ぜひ!」と言ってくださるもいれば、歌を聞かせられることを警戒されてしまう場合も多くあります。
出会って話をしても、この調子ですから、顔も見せないで書類だけで営業をすることは、ほぼ不可能に近いように感じています。
栃木に行ったら、何とかなるだろうか。
いつもそんな風に心配をしながら、何とかなってしまった、山梨、静岡の旅を考えると
心配でもなんでも、まずは行ってみるしかない、と思うのです。
さあ、まだまだこれから!
次の森の歌会は
【群馬】ブナの原生林に癒されたい★8/27(土)「森の歌会~奥利根水源の森」@みなかみ高原
尾瀬にほど近いみなかみ高原です。森のシンガーソングライターが、森の歌を共にガイドを行います。ご家族で、夏休みのご旅行に森の歌会はいかがでしょうか。
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。8月は栃木、群馬で、9月は北陸で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)