「地球フェスタで森の歌会1日目!」森の旅7/23(土)48日目

森の歌会の様子。

「HUJISAN地球フェスタWA2016」は、とても大きな環境フェスティバルです。

富士山に魅せられた日本人の、その地球との生き方を問う、大人から子どもまであらゆる人が参加する「学びと祈りとエンターテイメント」のフィスティバルです。

子どもから大人まで、アマチュアアーティストからプロのアーティストまで
有識者から、行政関係者、各国大使までが

こんな風に一緒にいられるフェスタは他にないと思っています。

ステージではダンス、音楽、パフォーマンス、ワークショップ、あらゆることが目まぐるしく進行し、ブースも賑わっています。

さて、フェスの中で「森の歌会」をするのは容易ではないなあといつも思います。

大勢の人が集まる会場で「森の中で歌を聞こう」というフレーズをいくら掲げても、わざわざ有名でもないアーティストの歌を聞きに森に行きはしないし、フェスの中で十分楽しめるのに、わざわざ周りの森に行こうとは思わない。

一つには、森のシンガーソングライターという得体の知れなさと
森に連れていかれること自体のハードルにあるのかもしれません。

参加した方には喜んでいただけて「もう一度参加したい」ともおっしゃっていただくくらいなのに。
どうしたらそういうことが、最初から伝わるだろうかといつも考えています。

それでも、今回の森の歌会には

11:00~ 参加者0名
13:00~ 参加者11名
15:00~ 参加者5名

となりました。
とても素晴らしい結果だと思います。
僕と森で過ごしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

どちらかというと、ブースで一緒にスタッフをしてくださった方が連れだって来てくださったのが大きい。

皆さん、僕のことをいつも気にかけてくださり、僕がステージに出ると応援してくださり、森の歌会プログラムにも、機会があったら参加したいと思ってくださっていて、皆様には頭が上がりません。

それでも、一見さんが来てくださるようになるのは本当に難しい。
今後の課題なのです。

ステージでは「パイオニアソング」を熱唱。
たくさんの方に聴いていただきました!

ステージ2
ステージ1

さて今回の森の歌会プログラムは

溶岩の上に生える植生と、富士山の噴火の歴史を交えての自然ガイドと
アザミの解説。

樹齢数百年のモミの巨木の下で

みんなで、木に触れて歌を聞く。

森に寝転んで歌を聞く。

という内容でした。
モミの木に歌を聞かせる。

最後に森に寝転んでいただいた後の皆さまは、フェスでの緊張がすっかり解けて

いつまでも寝転んでいる方もおりました。

「森の地面がふわふわで、歌を聞きながら根っこに包まれて宙に浮いているみたいでした」

「いつのまにか眠ってしまって、その間に森と一体になったみたいでした」

「木をこんな角度から眺めたのは初めてです」

「会場からすぐそばの森の中で、こんなに落ち着けるなんて」


参加者の皆さまはやはり森が大好きで、行き帰りの道もうきうきしながら

生えている草や木の実について、いろんな質問をしてくださいました。

そう、一度森に来てしまえば、みんな森のことが好きなのです。

ただ一人お子様として来てくれた4歳のHちゃんも、ほとんど大人向けのプログラムだったのに、最後はニコニコと帰って行きました。
森の歌会。

森の歌会と同じブースでは「自分でアートする竹のカスタネット」「ブンブンゴマ」を作る。
「フェイスペイント」は鉄板。ブースはかなり奥だったのに、みんななかなかの人気で、入れ替わり立ち代わり、人が入っておりました。
ブース情景。

途中、水カンリンバワークショップを終えた丸山祐一郎さん達(マリオとハルちゃん)が、水カンリンバを鳴らしながら会場を歩いて行きます。なんと総勢50人。すごいです。

明日は50人でステージに上がるそうです。
これは盛り上がりそうです。

さあ、明日は晴れるようです。
明日こそ、たくさんの人を森に連れて行くぞー!ココニクル号!

おまけ。

ステージ出演の為にいらして偶然立ち寄ってくださった、パーカッションの名手、セコ・サンチェスさん。
なぜか証ブースに、まるでスタッフのように一日いてくださり、おかげでパーカッションで盛り上がったブースとなりました。

セコさんと森歌ブース。
セコさんと証。

さて、気になる次の森の歌会は

【群馬】ブナの原生林に癒されたい★8/27(土)「森の歌会~奥利根水源の森」@みなかみ高原

尾瀬にほど近いみなかみ高原です。ご家族で、夏休みのご旅行に森の歌会はいかがでしょうか。

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。7月は静岡、8月は栃木、群馬で、9月は北陸で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

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