いよいよ明日開催!野草を調理してみました。キャンピングカーで森の旅569日目。
いよいよ明日開催します。
「【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ」
準備の為に、この辺りで採れるこの時期美味しい野草を調理してみました!
野草収穫編は、こちらをご覧ください。
「新年から美味しい野草、ご紹介します。キャンピングカーで森の旅562日目。」
さて、まずは野草を二つの種類に分けてみます。
「天ぷらにした方が美味しいもの」「お粥にした方が美味しいもの」です。
天ぷらにした方が美味しいものは、香味や渋みがあるものです。
今回は、ハルジオン、セイタカアワダチソウなどです。
それぞれの効能も改めてご案内しますね。
★ハルジオン(キク科)
糖尿病の予防やむくみをとる茶材として用います。
(http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm317.htm)
ヒメジョオンと並んで日本中どこにでも見かけますね。
ロゼットとしても一番たくさん見かけた種類です。
ヒメジョオンとよく似ていて慣れるまでは見分けにくいですが、ハルジオンもヒメジョオンも味も効能もそんなに違わないので
食べる身としてはあまり気にしていません。
香味と苦みが心地よい味ですが、大量に入れると主張しすぎるので、僕は少しだけチャーハンに入れたり、小さめに切って天ぷらの衣を付けたりします。
★セイタカアワダチソウ(キク科)
昔、インディアンは喉の痛み、歯の痛みに効くと、
セイタカアワダチソウの葉を噛んだりしていたそうです。
腎臓結石、腎臓炎、膀胱炎、リウマチ等を改善する効能があるとされています。
毒薬や公害を排出する作用もあるそうです。
この時期は地面に近いところにロゼットを作っているので、若い葉の部分だけを収穫してきます。
どちらも香味が強く、大味なので、揚げる時のコツは小さく切ってかき揚げのようにすると、衣とのバランスが良く風味もちょうど良いですね。
我ながら、とても美味しかったです!
お粥にした方が美味しいものは、味にクセがなく、湯がくだけで食べられる種類です。
今回は、ナズナ、ハハコグサ、ノゲシなどです。
★ハハコグサ(キク科)
利尿・去痰・鎮咳作用など。
一般に、咳やそれに伴う痰、浮腫みや扁桃炎といった症状の改善目的で使われています。
採取は全草を、花が咲く三月から七月にかけて行い、これを乾燥させた後、水を用いて煎じ、飲用されています。
また、痰や咳といった症状に対しては、煎液を用いてうがいをします。
(https://garop.jp/c5/jherb/hahakogusa.htm)
春の七草のひとつです。
うすいビロードのような毛を生やしていて、心地よい手触りの葉を付けるのが特徴です。
★ノゲシ(キク科)
健康茶として、乾燥した全草を適量、水を適量、煮出して服用する
熱湯に塩を少し入れで茹でて水で軽くさらす。生長した葉は、少し長く茹でてから、良く水でさらす。
柔らかい若芽、若葉は、天ぷら、サラダに。茹でた葉・茎は、おひたし、和え物、油いために、旨い苦味が好まれる
中国の古書には、薬草として、脾・胃・肝・腎・心・肺の五臓六腑の邪気を払い、無毒で心を鎮め、気力が充実し、身を軽くして老化を防ぐ、滋養強壮の効果があるという
(http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm086.htm)
アザミに良く似た葉っぱで、ロゼットの状態ではとげとげしくて、ほんとに食べられるのかな…と心配になります。
葉っぱがとげとげしているので、よく刻んで使うか、天ぷらならカラッと揚げるのが良いと思います。
こうして刻んで、しばらく水にさらします。
水にさらす時間が長ければ長いほど、アクが抜けるのでお好みで調整します。
水から上げた後は、塩もみをしておきます。
お粥に加える時は、最後に加えて、ほんの少しお粥の熱で軽く火を通すと
野草のシャキシャキ感と渋みが残って僕の好みです。
この辺は苦手な人もいるので、どれだけ水にさらすか、塩もみするか、火を通すか、お好みですね。
いよいよ明日は「【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ」です。
アニマnetの皆さんは、森カフェの舞台となる森を整備中!
森の木で簡易トイレを作っています!
薪ストーブを持ち込んで、くつろげるスペースにしています。
皆さんのお越しをお待ちしています!
次回のコンサートは栃木イベント連発!!
あなたが森と繋がる自然体験コンサート!
【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ
【栃木】1/14(日)森の旅の話コンサート~旅をする意識と森で暮らす人々~@鹿沼市くぐつ・あとりえ
【栃木】1/18(木)0歳から聞ける、親子で自然の中に寝転ぶコンサート!
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で歌を聴くと、分かることがある。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
森の中で感性のアンテナを開く方法や
知識を想像力に変える方法
定住しない生き方から学べる意識の変化など
自然解説や音楽によって、毎日の生活に役立つの森から得られる人の在り方を広めています。
本名 山田証。福井県出身。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)