幸せな原風景を持つ子ども達。レポート「体験ごろんコンサート@南丹市美山町」

集合写真。

僕が福井県勝山市で、幼少の頃過ごしていた庭がこんな感じだった。

芝生の庭に小さな畑があり

焚き火もできるスペースがあり

裏手に川に降りられる石段があり、いつも亀が浮いてた。

庭のグミの木は、毎回渋い実を付けるけど、ついつい「渋い渋い」と言いながら食べてしまう。
お母さんがジャムにしてくれた。

怪しげな物置小屋があり、使わないマットとかベッドとかが放り込まれていて、こっそり入って秘密基地にしていた。

ここはまさにそんな感じで、懐かしくなりました。

子どもの頃、こんな風景で過ごせていたら、それは大人になってからの励みになり、宝物になる。

今日の会場は。

この庭の持ち主Sさんは、震災を機に東京から美山に移住してきた。

なんと焚き火もできる、瞑想、ヨガインストラクターのSさん。
Sさん。

今回は、Sさんを始めとする「森の共同保育のらあそび」の皆さんに、ごろんコンサートを体験してもらう為にやってきました。

他のメンバーも、都市から来た方や、移住してきた方が多い。

子ども達にとっては、なんて幸せな環境だろうと思う。

ここにいる人達は、魂のエキスパートばかり。

のらあそびの人たち。

ヨガや瞑想のエキスパートだったり

人の生き方を導く、イギリスから来た翻訳家がいたり

美味しい珈琲をその場で焙煎してくれたり

いろんな地域や国を旅して来た人だったり

みんな自分の生き方を模索した結果、この美山に行き着いた人達。

そういえば、与謝野町であった彼女は、ずっと雲を眺めて写真を撮っていたし

同じく与謝野町の工務店のおじさんは、この世の成り立ちと原理を説いてくれた。

京都精華大学の生徒達は、すごい鉛筆画で森の感性を表現した。

京都に来てから、ちょっととんでもない世界に迷い込んだように、面白い。

ここが美山の集落の風景。移住したくなる気持ち、分かります。
美山の風景。

今回は羽釜で豆ご飯を炊いて
はがまでごはん。

それを朴葉に包みます。証もお手伝いをさせていただきました。
証もお手伝い。

こんな風に包みます。
朴葉に包む。

証でも簡単にできる!!
完成!

藁で縛って、皆さんにお出しします。
朴葉飯が並ぶ。
画像のHちゃんは、ずっとお手伝いをしながら、手にいっぱいご飯を付けてパクパク。

こんな贅沢なおかずまで!ツクシやフキの佃煮も。
おかず!

子ども達は真っ赤に熟したグミ採りに夢中!
子ども達はグミ取り。

でも時々、こんな毛虫もいるから気を付けて。
モンシロドクガ。
モンシロドクガ。子ども達は興味津々。

そんな親子の皆さんに、ごろんコンサートを体験いただきました。
ごろん1

子ども達は、寝転んだり、木に登ったり、いろんなことをしながら聴いてくれましたよ。
ごろん2

ごろん3

今日のごろんコンサートは、こんな場所でした!

お試し体験ということで、ドネーション制だったのですが、お金をこんな風にくるんで渡してくださいました!
投げ銭。
これはいい!お金じゃないみたい!

ちなみにお庭から、こんな道が続いていて、ここを抜けると…
ちょっと歩くと川。

こんなに綺麗な川に出る!!じゃぶじゃぶ泳げます!
かわ。
佇んでいるのは、うちの父です。
京都でもここはだいぶ福井に近いので、今回ドライブがてら遊びに来てくれました。

南さんと、息子の哲也くんも福井から来てくれたので、帰りに美山の道の駅ですっごく美味しいジェラートを!!
哲也くんと。
材料をすべて美山のもので作っているジェラート。

更に…

ごろんコンサート終了後に、偶然通りがかった、京都と東京で活躍する「プレムラヨ」さんと「ソノダダイスケ」さんの田植えリトリートに出会いました。

なんとこちらのリトリート参加の皆さんにも、1曲だけごろんコンサートを体験いただきました。
田植えの心地よさに、僕の歌も少し加えていただけたでしょうか。

今回、急なお願いにも関わらず、初対面の森のシンガーソングライターの為にこんなに贅沢な環境を準備してくださった。

森の共同保育のらあそびの皆さん、そして地域から、遠方から参加してくださった皆さん

本当にありがとうございました!

やっぱり子ども達はココニクル号に登る。
ココニクル号の上で。

さて、次回のオススメイベントはこちら。

あなたと森の付き合い方を教える自然体験ライブ!

【愛知】6/24(土)寝ころびながら森の不思議を知る うたたねコンサート@長久手市

寝転ぶ。

6月は岐阜県、長野県、愛知県で「団体様向けゴロンコンサート」や「個人向けプログラム」を受け付けております。
内容、料金は臨機応変に対応いたします。

詳しくはこちらをご覧ください。
森のシンガーソングライターに依頼してみると…

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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