ご支援ありがとうございました!埼玉県秩父郡編。
【今回募集させていただいた9/5時点での全てのご支援の報告】
CDを購入してくださった方分 28,500円
寄付を手渡ししてくださった方分 34,600円
寄付を振り込みしてくださった方分 182,650円
合計 245,750円
となりました。
旅の資金として9月~11月、福井~九州~東京までの行程で、大切に使わせていただきます。
本当にありがとうございました!
この記事では、9/2(金)に行われた「森のお茶会@秩父」の様子をレポートさせていただきます。
秩父は芸能文化の街。
今回場所を提供いただいたのは、秩父札所三十二番 法性寺様の境内。
お舟岩といわれるところを登り、奥の院まで行くと、絶景がある。
かなり有名なパワースポットと言われている。
今回は急ぎの滞在で、そこまでは到達できなかったけど、入ってすぐの境内を歩いただけでも、ただの場所ではないことが分かる。
なんとすごい力の場所!
僕は霊的なものを信じないし、スピリチュアルもあまり好きではない。
力のすごさは、そこから見える木、草、岩、風、光などの「ものの存在感」と「ビジュアル」
絶妙な配置でそこにあること。
もともとの岩山の風景の中に、日本人が極めてきた庭園文化の髄が見える。
日本人は、自然の持つ魅力を壊さず、その中に控えめに、しかもより深みを増す為の趣を凝らす。
切り通しの向こうに続く森。
自然の中にそっとたたずむお地蔵さま。
いったい何を想い、悠久の時を一人。
そんな法性寺で、住職様のお許しを得て、開催させていただきました。
驚いたのは、芸術文化に対する人々の受け入れ方。
旅のシンガーソングライターが困っていると言えば、ご近所の繋がりで境内を貸してくださり
イベントに来てくださる方も5~6人くらいかと思いきや
「チラシが回ってきたので観に来ました」
「境内を歩いていたら歌が聞こえたので参加しに来ました」
と言って、最終的には15~20名近くの方が足を運んでくださいました。
やっぱり寝転んで歌を聴いていただきました。
通常、シンガーソングライターが境内でライブします、と言ってもそんなに集まるものではありません。
秩父の人たちの、芸術文化に対するお持て成しの要素を感じた瞬間でした。
今回企画いただいたのは、秩父で小さい子どもでも楽しめる落語人形劇を提唱する「劇団にんぎょう畑」の川田さん。
川田さんご家族も、人形劇で食べていく、と始めたものの、なかなか軌道に乗らず、いろんな方に支えられて今があるのだそうです。
そんな思いがあるからこそ、僕のようなシンガーソングライターの支援をしてくださり、そして秩父の人たちはそんな芸術家さんといつも交流し、「文化を応援する」という土地柄になっているのかもしれません。
芸術文化は「誰かが応援する」という気持ちがなければ、お金にはなりにくく、行う人がいなければ途絶えてしまうものだと思います。
皆さんのお気持ちに感謝です。
僕も、森のシンガーソングライターとして食べていけるよう、精進し続けます。
法性寺はシュウカイドウの花が見頃。
なんと、杉林の木立の中に満開のように咲くシュウカイドウが観られる。
ライブ前にご馳走になった、川田さんのご実家、お父様お母様お手製のソバと夏野菜。
おそろしく美味いソバと、いくらでも食べられそうな色の夏野菜。
畑の風景を縁側で眺めながら食べる。
ここの方たちは、なんて幸せな空間に暮らしているんだろう。
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。9月は北陸で、10月は九州で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)