アラスカ音楽収録日記、準備編②機材リスト!
収録の為の機材が確定しました!
本プロジェクトのサウンドエンジニア、井上さんのご尽力により、収録の為の機材が確定しました!
自然の音をサラウンドで録りたい!
自然の中でもある程度のクオリティで演奏が録りたい!
荷物を極力減らしたい!
という僕のワガママを満たしたら、iPhoneとiPadを駆使した超コンパクトな機材にできました!
この組み合わせを調べてコーデネートしてくださった井上さんに感謝です!
★ハンディレコーダーH3-VR(ZOOM)
僕が録りたいのは自然の中で実際に聴いている感覚の音。
このH3はすごいです。コンデンサーマイクが、左右上下を向いていて、全方位の音を集音可能!
ヘッドフォンなどで聴くとサラウンドで自然の音や演奏が聴けます。VR動画を収録する時もこれがあるのとないのとでは臨場感が違います。
こんなに小さいし、しかも軽いんです。
★iRig Mic HD 2(IK Multimedia)
iPhoneやiPadに接続できて、プロクオリティのハイレゾオーディオ・レコーディングができる、コンデンサーマイク!
何というか、これをiPhoneとかに繋いで、こんな簡単な感じで、ちゃんとプロクオリティが録れるんだなー、ほんとスマホ時代なんだなーと感じさせるマイクです。
★iRig Pro DUO(IK Multimedia)
これはインターフェースです。これがあれば、ギター演奏のライン接続や、普通の(iPhone用でない)マイクケーブルのジャックもiPhoneやiPadに収録できる!
★UltraSync BLUE(Timecode Systems社)
これが今回一番スゴイ機械。
最近発売されたスゴイ機械。
見た目はお菓子のオマケみたい。
何がすごいかって、例えばiPhoneでギターを収録して、iPadでボーカルを収録して、レコーダーで自然音を収録して…という風に別々の機材で同時に収録する場合
何とBluetooth(無線)で、それぞれの機材を認識して、タイムを合わせる(同期する)という、レコーディングする人には夢のような機械。
★iPhone、iPad
これらの音は、iPhoneやiPadの映画制作用のアプリ「Mavis」に収録します。これらの機材で撮った高音質な音の他に
iPhoneで遠景からの動画撮影
iPadでアップでの撮影
というように、同時に動画も撮れてしまう。
こんな風に繋ぎます。
【ボーカル】
マイク(iRig Mic HD 2)→直接iPadに接続→アプリ「Mavis」へ
【ギター】(同じ演奏をラインとマイクと両方で録ります)
ギター①ピックアップからライン収録→インターフェース(iRig Pro DUO)→アプリ「Mavis」へ
ギター②マイク(SM57)→インターフェース(iRig Pro DUO)→アプリ「Mavis」へ
(この場合、L側の音はライン音、R側の音はマイク音という風に振り分けられました→それぞれモノラルに分けて使う)
【自然音サラウンド】
だいたい演奏から3mくらい離して設置してみます。
三脚にはリコーシータSと、H3が同じ場所に付けられるアタッチメントがある。これでVR収録もばっちりだ。
(リコーシータSはVR動画を撮るにはちょっと向いていないんだけど、今回は試し撮りということで)
マイクスタンドやカメラスタンドも、ショートブームの軽いものを選んだら
レコーディング機材は全て、何とスーツケース一つに全て収まった!!(寝袋も)
本当なら、重いノーパソを持ち歩いたり、何チャンネルもあるミキサーを持ち歩いたりしないといけない。
自然音の収録をサラウンドでしようと思ったら普通は、コンデンサーマイク4個+マイクスタンド4つを持って行かなくてはならない。
ノーパソ→iPhoneとiPad
ミキサー→小さなインターフェース
自然音サラウンド→小さなH3ひとつのみ
めっちゃ軽くて小さくなった!
それでも…大きなザックと、大きなギターと、大きなスーツケースを持って歩くのは大変だけど…
さあ、この機材でアラスカの大自然、収録してきます!!
あと少しで達成!!皆さんよろしくお願いいたします!
★自然を知らない子ども達に、アラスカの大自然を贈るプロジェクト!
(記事作成時点では83%達成!残り21日)