日本には美しい村がある。森の旅73日目、8/16(火)茨城県久慈群大子町。
なんて美しい農村風景。
車で走っていると、すばらしい風景が広がっている。
走っても走っても、どこまでも広がっている。
田園は今最高の緑を放ち、後ろに親密な山々が腰を下ろす。
この辺りに来ると、山々の形が違う。
低い山々がどこまでも広がり、広い空の光を一身に受ける。
昔ながらの造りの街並みととても似合うのです。
美しい農村風景。
どこまで走っても飽きない。
今回は、奥久慈に移住しているMさんのご協力を得て、今度行うプログラムの下見の為にやってきました。
まずはとてもおしゃれな古民家カフェ「ダイゴカフェ」へ。
ここ、本当にお洒落なのです。内装のセンスにも脱帽!
フワフワの玉子と、玄米の香ばしさが絶品のオムライスをいただきました。
さあ、今回もご挨拶代わりに、いろんな方に「森の歌プログラム」を受けていただきました!
旅のシンガーソングライターにわざわざ、時間を空けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
なんと駐車場にあるサクラの木の下で、森の歌プログラムを受けていただきました。
初めての体験、しかも職場の駐車場でということで、お昼休みの他の職員さんもいらっしゃる中での体験。
だいぶ緊張なさったかと思いますが、快く体験いただきました。
「今までにない、不思議な感覚だった」
との感想をいただきました!
今度プログラムをさせていただく予定の「奥久慈憩いの森」に行ってきました!
なんと所長さん自らが森を案内してくださいました。
「奥久慈憩いの森」には「県木の森」という森があって、なんと全国の都道府県すべての県の木などが植えられているそうです。
アカマツ、ケヤキ、カヤ、ツバキなどここだけなんと多様な樹木たち!
なぜか頂上付近に備え付けられているイノシシの罠。
手前の穴は、イノシシが泥浴びをする為に自分で掘ったのです。
他の場所でも、ずいぶんいろんなところがイノシシによって掘り返されていました。
さあ、このまっすぐな道と奇妙な石たちの先にあるのは…
なんと昭和51年に、昭和天皇、香淳皇后が「森」の字をかたどって、スギとヤマザクラを記念に植樹されたところだそうです。
お手植えをされてから、38年、こんなに立派に育っています。
さて、ここでも森の歌プログラムを体験いただきましたよ。
「梢の枝が、歌と同じリズムで揺れていた」
「すごくリラックスできた」
「寝転んで、ギターの音が始まった時は、すごい体験だと思った」
所長さんと、Mさんにこんな感想をいただきました。
この奥久慈憩いの森での、森のシンガーソングライターのプログラムが体験できるイベントは下記のとおりです。
ぜひ、お近くの方はご参加ください。
【日時】8/21(日)15:00~16:00くらいまで。
【場所】「奥久慈憩いの森」
(茨城県久慈郡大子町大字高柴 4164-3)
【参加費】無料
※ 詳細は下記のフォームより証に直接お問合せください。
http://akashi.uzura.info/mailform/
こちらは「月待の滝」。
なんとお蕎麦屋さんの敷地内から望める滝。
美味しいお蕎麦を食べながら、滝に打たれる修行もできますw
オマケ。
奥久慈憩いの森の森林科学館にあった、とても巨大なチェーンソー。
手前にあるのが普通のチェーンソーだとすれば、その大きさが分かるでしょう。
これは樹齢数百年もの巨木を伐るのに使われます。
「最近ではこれを使う機会はほとんどなくなった」と所長さん。
巨木は天然記念物になって残されている以外、森にはほとんど残されていない。
このチェーンソーを使うほどの巨木が森から切り出され、取引されていた時代があったのですね。
大子町の皆様、今日はどうもありがとうございました!
(注:タイトルの「村」表記について…大子町は正式には村ではなく町ですが、風景の観念としての「美しい村」という意味で表記させていただきました)
さて、お薦めの森の歌会は
【群馬】ブナの原生林に癒されたい★8/27(土)「森の歌会~奥利根水源の森」@みなかみ高原
尾瀬にほど近いみなかみ高原です。森のシンガーソングライターが、森の歌を共にガイドを行います。ご家族で、夏休みのご旅行に森の歌会はいかがでしょうか。
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「屋根の上、空に近い場所」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。8月は栃木、群馬で、9月は北陸で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で、歌を聴こう。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)