2016年の旅の終わり。不安も心配も、すべて大丈夫な旅。

※ 本記事は、森の旅メールマガジン限定の記事を、今年度の締めとして一般公開記事に書き直したものです。

今年は約半年間、僕は全国の森を渡り歩く旅をさせていただきました。

5月はほとんど関東を旅していたので、旅とは言えず、6月からようやく県外へ脱出。

6月から7月は、山梨から静岡。
8月は、栃木から茨城。
9月は、福井。
10月は、福岡から大分、熊本

というスケジュールとなりました。

今回僕は、ほとんど予算もなく、あても少ない状態で、旅に出ることになりました。

助成金を申請しようにも、具体的なイベントが決まっていないので、申請しようもなく、スポンサーも僕のようなアーティストに支援することはほとんどありません。

それでも、車が壊れたと言えば、ほとんど無料で治してくださった方、キャンピングカーのペイントやロゴをサービスで作ってくださった方。

そして、旅の途中に、お金が足りなくなって前に進めなくなった時に、たくさんの支援金をくださった皆様。

お金のかかることは、このようにたくさんの方が助けてくださる一方で、生活にはほとんどお金を使わずに済みました。

食べ物は、地方ではたくさん回ってくるし、それ以外にも様々な面で、僕を助けてくださる方が現れました。

僕の持っているものは、ほとんどが人からもらったものであり、移動できる最小限のものです。

余分に取っておこうというものはありません。

安定した生活を求めるために、貯金しておこうとか、保険に入っておこうとか、贅沢な設備を持とうということも、ほとんどありません。

常に先行きは不安で、保障もなく、ただ人のご縁を求めていく旅でした。

にも関わらず、僕は旅の間、ずっと精神的にポジティブな状況でいられました。

安心できないということが、ネガティヴにはならないのです。

現代社会では、様々な角度から、将来に向けて、安心安全で安定した生活を、と求められてきます。

でも、安定した生活は、一度崩れると不安定になります。

僕の生活は、もともとが不安定なので、崩れるということがありません。

そして、皆様のご支援を受けて、最小限の生活を行う時、僕にはネガティヴになる要素はまったくと言っていいほどありませんでした。

(もちろん、旅の途中でいろんなことで悲鳴をあげてはいましたが…)

これは僕には驚くべきことで、現代社会の心を壊しながら戦うたくさんの人達に伝えてあげたいことでした。

森の旅。

冬の森見上げる。

僕は一つの県に、だいたい一ヶ月ほど滞在するようにしました。

僕が森の歌会をする為の場所は、まだほとんどツテがありませんので、とにかくどれだけたくさんの繋がりを持つことができるかに集中しました。

地方に行くと、最初はとても大変です。
イベントをしても人は集まらず、キーマンとなる人もおらず、どうやって森の歌会をすればいいのか頭を抱えます。

それでも、一ヶ月、いろんな人の元を渡り歩き、仲良くなり、自分のやりたいことを話して行くと、最後にその県を去る時には、かなり多くの人が、僕のイベントに来て、交流してくださるようになります。

また来年も、その人達とイベントができるツテが出来上がっています。

どんな県に行っても、最初は寂しい。でも最後は仲間がたくさんで終わります。

このようにして、僕は飛び込み営業のようにたくさんの人達の元を回りました。

この世界は、ご縁でできています。

今はお金が一番になりがちで(お金も必要なんだけど)、それ以外の、ご縁、恩、損、徳、ヒト、モノ、コトといったエネルギーは過小評価されがちです。

でも、僕が旅をした中では、お金よりも、それ以外のエネルギーの方がたくさんの価値を持って循環しており、僕はちゃんと心を開いてさえいれば、ほとんど困らずに生きていけることが分かりました。

お金と、お金以外のエネルギーを、等価に見ることができる社会。

僕はまた来年も旅を続けます。
現実にお金は必要なので、本当に必要なだけ、皆様のお力にすがることもあるかもしれません。

でもその代わりに皆さんには、それ以上に、お金以外のエネルギーがどんどん回り循環する世界をお見せしたいと思います。

いつか皆さんが、生きることに困った時に、どんな風にお金を使い、どんな風にご縁を頼り、どんな風に心を開いていけばいいのか。

どのような生き方でも、ちゃんと幸せに生きていけること、証明して回る旅にしたいと思います。

僕は森を巡る旅でしたが、それ以上に、森に関わるたくさんの人に出会いました。

森自体の魅力はたくさんブログに書かせていただきましたので、どうか読んでみてください。

そしてそれ以上に、そこに関わる人達のことを、これからもたくさん書いて行きたいと思います。

今年の旅は一旦終わりますが、また来年の旅も、どうか応援よろしくお願いいたします。

本当に本当に、皆様のおかげで、 僕はとんでもない体験をさせていただいております!

ご支援、どうもありがとうございました!

クスノキを見上げる。

ヒノキの森を歩く。

寝転んで歌を聴く。

さて、次回のオススメイベントはこちら。

あなたと森の付き合い方を教える自然体験ライブ!

【東京】1/28(土)「あなただけの箒を作る。ススキの箒で森の歌会」@東京都府中市

ススキ箒1

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「森の歌会」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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