里山を楽しく活用する方法。レポート「森の歌会 始まりの森で生命をいただく山菜の歌」

野草パーティ。

里山に関わる人なら、いろんな活用方法があるのはご存じでしょうが

皆さんがもっとも楽しみにしているのは「山菜シーズン」ではないでしょうか。

ワラビフキタラの芽ウコギなどを料理して、里山できゅっと一杯やるのは、たぶん里山に関わっている人は経験があるのではないでしょうか。

今回森の歌会で、皆さんに体験してもらったのは「山菜」の中でも、もっとも身近にあるのにあまり美味しさの知られていない「野草」です。

シーズンを待つまでもなく、1月半ばから初夏まで、様々な野草が入れ替わり立ち代わりやってきて、僕たちの舌を楽しませてくれます。

「野草なんて種類が覚えられないよ」という方もいらっしゃると思いますが、実はどこにでも生えていて、誰もが見覚えのある野草でも、美味しくいただくことができるのです。

今回は2月のまだ寒い時期…

里山に生えている野草料理を、森のシンガーソングライターのごろんコンサートの中で楽しんでいただきました。

今回の舞台は、東京都稲城市に残る貴重な里山「南山」
稲城南山。
駅から歩いて15分。
東京とは思えないほど広大な自然林と、たくさんの人が農に勤しむ、大切に守ってきた風景。

今回メインとなるのは「NPO法人いなぎ里山グリーンワーク」さんの敷地。
市内外からたくさんの研修団体や自然体験団体が学びに来ています。

「NPO法人いなぎ里山グリーンワーク」
http://inagi-greenwork.com/

今回の参加者の皆さんです。
参加者集合。
この南山で活動してきた人も、初めて来た人も、自然に詳しい人も、普段はインドアの人も。

野草ガイドは、里山遊びの達人「坂本太郎」さん。
坂本太郎さん。
ものすごい腕を持つグラフィックデザイナー(インドア)でありながら、自然のこと(アウトドア)にも詳しいすごい人。

さあ、張り切って野草を摘みに行きましょう。
野草探し。

今回野草を散策させていただいたのは、グリーンワークさんの敷地の他に

「稲城炭焼き倶楽部」さんの敷地。
https://www.facebook.com/pages/%E7%A8%B2%E5%9F%8E%E7%82%AD%E7%84%BC%E3%81%8D%E5%80%B6%E6%A5%BD%E9%83%A8/797571033704248
炭焼き倶楽部さんの敷地。
快く野草を摘ませていただいた上に、炭焼き窯の解説までしていただきました!
ありがとうございました!

材を窯入れする時に、炭焼き倶楽部の人たちは24時間体制で火の番をするのですが、これをお酒でも飲みながら一晩じゅうわいわいやるのが、いつも楽しそうなんですよね。

そして、南山で農業を営む吉井さんの畑。
吉井さんの畑。

なんと野草だけでなく、畑で採れたお野菜もいただいてしまいました!
吉井さんの畑の人参。
このニンジン、生でかじってみたら、参加者のニンジン嫌いな方が「このニンジンだけは食べられる!」とびっくりするくらい美味しかったのです。

さあ、どんな野草が集まったかというと…
野草収穫!

タネツケバナ!
タネツケバナ。
ピリッと辛い味を楽しめるように、生に近い食感で、オリーブオイルとニンニクで炒めたベーコンにそのまま和えていただきました。
これは美味かった!!坂本さんレシピ!

ミドリハコベ!
ハコベ。
なんとこちらはパスタと和えて、お洒落な料理になって出てきました。
普段は馬のエサとも言われているハコベですが、春の七草の一つでもあります。

他にも…

カラスノエンドウ!
カラスノエンドウ。

ヨモギ!
ヨモギ。

セリ!
セリ!

そしてなんとフキノトウ!
フキノトウ。

ヨモギやセリは量が少なかったので、今回主に天ぷらとして味わっていただいたのは、フキノトウとハルジオンです。

その間に音楽で楽しませてくださったのは、今回ゲストの「大澤典子」さん。
大澤典子さん。

皆さんが親しみやすい選曲で、里山を歌声で満たしてくれました!

「大澤典子」
https://www.facebook.com/noriko.saira.osawa?lst=100002148415741%3A100003702681406%3A1488368533

そして、森のシンガーソングライター証によるごろんコンサートもお楽しみいただきました。
ごろん。

この日、風が強い日で、座っていても肌寒い日ではあったのですが

不思議と地面に背中を付けてしまうと、寒さも気にならなくなるのです。

風の抵抗がなくなること、地面からの熱を感じること。

これぞ、野草のロゼットの生き方と言えるのです。

まだ寒いと思われた冬の里山で、野草の気持ちになってみた時、参加者の方からは「お日様の光をたくさん浴びた」「ぜんぜん寒くなかった」「野草ってこういう風に暖を取っているとは…」というように驚きの声をいただきました。

便利なものではなく、僕たちの身の回りにある自然を活用する。

前回の「なぜススキで箒を作るのか?レポート!「ススキの箒で森の歌会」」でもお伝えしましたが

野菜があるのに、なぜわざわざ野草を食べるのか?
ということです。

野草は野菜と違って、誰に育てられる訳でもなく、季節に応じて土から生えてきます。
その栄養素は、野菜よりも格段に多いのです。

野草は成分が多い分、野菜のようにたくさん摂る必要はありません。
ほんの少しずつ、その季節のものを体に入れる。

その季節に取るべき栄養素は、その季節に土から生えているものが持っているのだと思います。

「今はこれを食べるといいよ」

そんな風に地球が差し出してくれているものを、僕たちは見ないで、簡単に買える野菜を買い求めたり、季節に関係なく好きなものを食べるのです。

僕はこの季節は野菜よりも野草を摂ることの方が多いです。
体には、その季節に応じた変化が訪れます。

この季節の野草がもたらすのは「デトックス」です。

大概の野草は、血圧の安定、むくみの解消、整腸作用というように、デトックスにかかわる成分多く持っています。
体の中の不要なもの「ダイオキシン」「残留農薬」「有害金属」まで排出するものまであります。

便利なものを使うだけではなく、多少手間がかかっても、周りにある当たり前のものを使ってみませんか?

そうして初めて僕達は「オオカミ」のようになれるのかもしれません。

参照「人がオオカミの代わりになれる。レポート「森の歌会 vol.18 始まりの森で生命をいただく山菜の歌」

ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!!

この記事の素敵な写真は「坂本太郎」さん、「yocco」さんの撮影によるものです。

参加者の顔。

参加者の顔2

参加者の顔3

参加者の顔4

さて、次回のオススメイベントはこちら。

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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