できるだけ自然の花を残すこと。

今年もハクモクレンの花が美しい。
ミツバチが減っているのは何も農薬のせいだけじゃない。
蜜源となるいろんな花を、僕たち人間の都合で刈ってしまうからです。
僕は、農地に咲くどの花も、都合の許す限り残すことにしています。
大きなモクレンの花も。
ほんの小さなオオイヌノフグリもホトケノザも。
ワスレナグサやタネツケバナのようなもっと小さな花だって
その花を必要としている虫がいて、その虫たちこそがこの地球を、正常に循環させているのです。
花を刈ったって、また生えてくるからいいじゃないかと思うかもしれないけど、草たちは新たな花を咲かすためにものすごい労力をかけているし、その自然界に余計な労力を使わせている積み重ねこそが環境負荷なんだと、長く学んできて分かった。
そして、間違いなく、花は地球を回すのに必要分足りておらず、その分虫も減っていく…。
特にツル植物の花は、待ち望んでいる虫たちが多いんですよ。
農家の天敵として真っ先に刈られてしまうヤブガラシの花は、ミツバチを始め、たくさんの蜂たちがやってくる花。
だから、咲いた花はできるだけ残したい。
せめて、咲き終わってから草刈りしたい。
とは言え僕も、ツアー前に草刈りをしなければならない。心苦しい。
でも、花がそれほど大事だということは忘れない…。
できるだけ、長く残したい。


