ゆっくりとした「文明の退化」を

文明が発達することで人類が幸せになる

という概念から、僕らはもう離れなければならない。

今日はこんなお話です。

文明が発展すると、いろんな物事が解決していくのではと期待してしまうけど

文明の発展とは

・ どれだけ手間を省けるか
・ いかに効率を良くするか

ということ。

するとこんな風になるのです。

・ あらゆる変化のスピードは早まり続ける
・ 過程を省いて結果を得ようとする

これらの全てが実は

「自然の営みとは正反対」

を目指しているので、地球環境を圧迫していくのです。

なぜなら、自然界の営みの中でもっとも大切な要素は

「過程を複雑にする」
「時間をかける」だからです。

だから、正反対のスタンスで文明を発展させて来た人類が、地球の生態系に貢献できたことは、人類史上これまでで一つも無かったし、これからも無いと、断言しても良いと思います。

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そして、もう一つ考えなければならないことは

「良いことを広めることは良いことなのか?」

という根本的な問いになります。

人間が作る素晴らしい発明は、一時的に僕らを助けてくれます。
でも、結局この地球の問題は解決できない。

それどころか、ほぼ必ず自然への負荷を増大させて終わる可能性が高いのは

それは、文明を築いてきた多くの発明が

「みんな同じやり方で、たくさんの人が実行できる」

ことを前提に生み出されているからです。

良いものであればあるほど、それが広まってみんなが使うようになる。でも「みんな同じことをする」こと自体が、自然のバランスを崩しているのです。

今、地球を脅かしている化石燃料だって、最初は素晴らしい発明だったはずで、一部の人が細々と使っているくらいなら良かったのに

世界中の人が使うようになったので、世界中の化石資源がものすごい勢いで放出されて、自然界ではありえないバランスになってしまい、戻れなくなった。

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なぜ、人間が地球にとって害となるのか?

それは発明や道具の良し悪しではなく「自然を改変する規模」で害となっているからです。

「みんな同じことをしようとする」ことで、環境に与える自然への変化が大きすぎるのです。

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では、どうしたら良いのでしょうか?

もし僕らがそれを解決しようとした場合でも「早すぎる変化」はたくさんの犠牲を生みます。

変化はどんな場合でも「ゆっくりでなければならない」のです。

だから、これからの未来において人類は

はっきりと

「ゆっくりとした、能動的な、文明の退化に向かう」

「コミュニティを縮小させ、違うやり方で物事を進めるコミュニティどうしが混在できるようにする」

ここに行けないと未来は無いと考えています。

文明が発達することで人類が幸せになる、という概念から、僕らはもう離れなければならない。

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