人間の欲望も自然の一部?
僕のように、樹木、草、動物、虫などに寄り添いたいと言ったり
自然を本来の在り方に戻すことが、気候変動の未来を変えると言うと
じゃあ、人間の欲望も自然の一部であり、今の人間の姿、便利になったこの社会も、やはり自然の一部ではないのか?
という意見が出てくるんですよね。
人には欲があり、便利に生きたいという欲求の元に、今の社会を作り上げ、他の生き物の場所まで押しやってしまった…。
その人間の営みもまた、自然の一部なら、これは仕方ないんじゃないか、という意見なんです。
だけど、僕はそうは思わないんです。
なぜなら、人間の本能はこの社会生活に、はっきりとNOを突きつけているからです。
この社会は、人間の自然の本能が望む生活ではないんです。
じゃあ、なぜ人間がここまで発展してしまったかと言うと、これは、人が手に負えないシステムが出来上がってしまったからです。
この社会全体が、もう僕らの本能とは違うと分かっていても、止められないシステムになってしまっている。
例えば、いまだに自然を壊しながら作り続けられる公共の道路や建物は(もちろん必要があって作るところもあるけど)
巨大な建設会社や業界の人々が、路頭に迷わないように、常に仕事を生み出す必要があるから。
この社会は、大きくなり過ぎてしまったハードやシステムが先にあって、これを維持していく為に、常に営みを続けている。
僕らは本能とは真逆の方向へ働かされ続ける。
文明の発展が、人間の自然の姿か?
未だにブルドーザーでジャングルを押し潰していく姿が、人間の自然の姿か?
いや違うと思います。
僕らはすでに、システムにそれをさせられてる。
そこには人の意思はなくて、ほぼ「現状維持」というテーマの元に、働かされている。
これは、昨今話題になってるAIの問題に、とてもよく似ていると思います。
僕たちはすでに、AIのようなものに支配されてきたんだと言えるかもしれません。
今一度立ち返って、僕は草木の生き方を学びたい。
野生動物や虫たちから、生き方を学びたい。
人間の自然が、本当はどうだったのか
2本ずつの手足が、大地に根ざして行っていた自然の姿が、本当はどんな暮らしだったのか。
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一本の木や、一本の草花にリスペクトして尊敬し合える世界が作れないだろうか?
僕と一緒にそんな世界を作ってくれる方、募集中です!!