イベントレポ!【囲炉裏と食べられる野草、昔の日本の暮らし】
秋田県大仙市の山奥、井坂ご夫妻の住む深い深い山のフィールドをお借りして、食べられる野草講座とコンサートを行いました!
この日も降り続く雨、雨、雨…
辺り一面アシ原と化したフィールドは、濃密な自然の生き物の気配が漂うすごい場所です。
この場所で、普段から井坂家ご夫妻は、野草を採集してお料理しています。
アオミズ、セリ、ヨモギ、ドクダミなどは普段から使っているそうで、湿地帯なのでめっちゃ美味しい野草が揃っています。
そんなご夫妻にいろんなことを教わりつつ、僕の知ってる野草もシェアしながら、たくさんの野草が集まりました!
カキドオシ、クワ、ギボウシ、ヒメジョオン、ヤブカンゾウ、アオミズ、セリ、ヨモギ、ツユクサ、アカソ、チドメグサ、カタバミ…
いやーもう、茅葺屋根の囲炉裏の間で、みんなで料理しているだけでも、ものすごく絵になる。
ミズの皮むきの仕方を教わったり
川で野草を洗ったり
今回は、お料理に火鉢と囲炉裏の火も使わせていただき、まるで僕たちが昔の日本の暮らしに戻ったみたいでした。
古来から日本人はこんな自然の中で、こんな風に火を使い、こんな風に野草を採って暮らしてきたのかな…。
そんな思いを馳せながら、出来上がったお料理の美味いこと、美味いこと。
本当にみんな、参加してくれた皆さん、最高の時間だったのではないでしょうか。
美味しい!美味しい!
そしていよいよコンサートです。
古民家にプロジェクターでいろんな風景を映しながら、アラスカの旅の話をしました。
アラスカと日本は似ている。
森林が国土のほとんどを占めている所、そして野生動物と人間の距離が近い所が似ています。
でも決定的な違いは、アラスカは野生動物を敬愛し、日本では排除しようとしてしまうこと。
その違いはどこから来るんだろう?
そんなことを話しながら、歌っていたら
おや?外を見ると太陽の光が…長い長い雨が終わり、ようやく晴れてきた?
次回レポートに続きます。