※ このプロジェクトをたくさんの人に応援してもらう為の、僕たちの準備が足りませんでした。今回は残念ながら、一旦プロジェクトを取り下げることになりました。でも、まだまだチャレンジを続けて、皆さんがワクワクして、応援したくなるようなプロジェクトを作っていきますので、その時はまた、応援やご参加、よろしくお願いいたします!
【クラウドファンディング】気候変動で消えていくアラスカを旅して歌を作るドキュメンタリーを制作したい!
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この記事は、海外向けファンディングサイト「KICKSTARTER」の同内容の記事を日本語にしたものです。
ご支援いただける方はリンクにお進みください。
↓全編英語ですが、支援内容やリターンのところのみ、日本語でも表記しています。
はじめに
皆さんこんにちは。僕は、歌う自然ガイド、森のシンガーソングライターの山田証(やまだあかし)です。
今回のプロジェクトの発起人の僕たちは、ミュージシャンです。
「音楽は自然から生まれたもの」そんな思いから、僕たちは日本の森を旅しながら様々な「自然×音楽」のプロジェクトをして来ました。
原生林を、子ども達に残してあげたい
とてつもなく長い時間をかけてできた自然。
原生林は昔から人の手が入っていない自然のことです。地球上で唯一、正常な生態系を保つ場所で、世界中から無くなりつつあります。
山田証は、初めてアラスカの原生林を見た時「こんな風景が子ども達の周りにあったら、自然は大切なんだ、なんて言葉はいらない」と思ったほどです。
自然を知らない子供たちにこの風景を見せたいという思いから、このプロジェクトを数年前から進めてきました。
日本にも、世界遺産にもなった屋久島や、富士の樹海など、貴重な原生林があります。
この原生林の大切さを、日本の子ども達に伝えたい。
原生林を旅して歌を作り、音楽を通して、気候変動に対するアクションを考えられるようなドキュメンタリーを作りたいと思います。
私たちは、このプロジェクトの為に、日本の原生林「屋久島」「富士の樹海」を旅して映像を撮って来ました。
そして、気候変動の影響をもっとも受けているアラスカの原生林を旅して、日本の子ども達に原生林の大切さを伝える音楽ドキュメンタリーを作りたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
・ アラスカを旅をして、原生林の魅力をカメラに収める。
・ アラスカの森や氷河、あらゆる自然の中で音楽を収録する。
・ アラスカの気候変動の影響、日本の原生林の魅力、そして将来に向けて何をすべきかを日本の子供たちに伝えるドキュメンタリーを制作。
・ アラスカの自然の中で、最高の歌を作って皆さんに音楽を届けます。
・ 完成したドキュメンタリーや音楽の日本語バージョンは、支援してくれた皆さんの他、YouTubeなどで一般公開して、日本の子ども達に観てもらいます。
※ この記事に掲載されている写真の場所以外での撮影となる可能性もあります。
プロジェクトをやろうと思った理由
アラスカの自然は、急速に無くなりつつある。
アラスカは、アメリカ最後の秘境、野生動物の最後の楽園とも言われる場所です。
今アラスカは、深刻な環境破壊に直面しています。
地球温暖化により、木の立枯れや、例年にない規模の山火事が起こり、北極海に眠る莫大な量の石油などは資源を目的とした開発が進んでいます。
僕たちの周りに生えている一本の木も、大地と空で遠くアラスカまで繋がっている。
この地球のどんな生き物も、いなくなれば巡り巡って僕たちの生活を脅かします。
当たり前にある自然の風景は、近い将来無くなってしまうのかもしれない。
アラスカの原生林を見てこそ、日本の原生林の価値が分かる。
日本にある貴重な原生林は、いくら大切さを訴えても、日本人にはなかなかその価値が伝わりません。
それは、身近に当たり前にある自然だからかもしれません。
当たり前にある自然もいつかは無くなってしまうことを私たちは、日本人にこそ伝えたい。
気候変動の影響をもっとも受けているアラスカの壮大な原生林の姿を見せることで、日本の原生林がどれだけ貴重なものかを、日本の子ども達に見せたいと思っています。
アラスカと日本は似ている。
アラスカも日本も、国土のほとんどを森に覆われた森林大国。
そして、アラスカも日本も同じように、素晴らしい自然との共生文化を持っていた。
アラスカも日本も、野生動物を神様として、崇拝する文化を持っていた。
アラスカと日本はとても似ているのです。
だからこそ、アラスカの原生林の持つ力をこそ、日本の子ども達に見せたいのです。
日本の森はすごいんだ!
僕たちが大事にしなければならない森はここだ!
僕がこんな思いを本当に抱けたのは、アラスカの素晴らしい森を観たからです。
アラスカの森を観なかったら、僕は日本の原生林の本当のすごさを、感じられなかったかもしれない。
言葉ではないところで、伝えられるのは、映像と歌!!
言葉で伝えられることは、限りがあります。
でも、現地に行って、肌で感じたことを伝えられるのは、「映像」と、そして限りない表現力を持つ「歌」だと感じております。
僕は、日本の原生林から、アラスカの原生林まで、ひとつながりの地球規模の営みの連鎖と、その迫力を、映像と歌で伝えられる作品を作ります!
僕の子どもはこんな世界を生きることになる。
下記は、あるドキュメンタリーで紹介された、これから生まれる子ども達が体験するであろう、地球の未来です。
昨年、僕の初めての子どもが生まれました。
力強い命がこの世界に生まれた喜びと同時に、僕たちがこのままの生活を続ければ、僕の子どもはこんな世界に生きることになると知り、愕然としました。
2030年代…伐採が続き、熱帯雨林は乾燥したサバンナへと変化。生き物の種類が著しく減少。地球温暖化が加速し、地球の水環境そのものが変わる。
2040年代…北半球全体で、凍土が溶けメタンが放出される。メタンは二酸化炭素の何倍も強い温室効果を持つ。気候変動を劇的に高める。
2050年代…温暖化で世界中のサンゴが死滅。魚の生息数そのものが減少する。
2080年代…地球の食糧生産の危機。土壌が過剰使用により疲弊。受粉する虫達はいなくなり、気象は予測不能になる。
2100年代…地球の気温は摂氏4度上昇。多くの場所が過酷な環境で居住不可となる。数百万人がホームレスとなる。
(「デヴィッド・アッテンボロー:地球に暮らす生命」より)
1930年代、地球全体に66% 残っていた原生植生は、そこからわずか90年足らずで35%を切りつつあるのです。
変わりつつある地球環境をまた元に戻すのはもう無理かもしれない。世界の78億人もの人間が、史上かつてないスピードでこの地球を変えてしまった。
だけど、もし78億人もの人間が、本気で地球を元に戻したいと行動すれば、あるいはこの未来が少しでも変わるかもしれない。
この世界でまだ僕たちができることはたくさんある!
これまでのアラスカプロジェクトの準備
(2019年)本プロジェクトの準備企画。アラスカの原生林を知るロケ班としての旅を行う。2019年9月に1ヶ月間アラスカの自然を旅して、撮影する場所などを選定。
(2020年)本来は本プロジェクトによるアラスカへの渡航を行うはずだったが、コロナ禍の影響でアラスカ行きを断念。渡航に向けて準備。
(2021年) 本プロジェクトの為に、日本の原生林である、屋久島、富士の樹海を旅した様子をカメラに収める。
(2022年) アラスカの原生林を旅する準備をしています。
支援金の使い道
・ 成田~アンカレッジ空港までの往復渡航費 150,000円×3名(スタッフ3名)450,000円
・ アラスカ現地での2週間分のRV車レンタル 300,000円
・ 本プロジェクトにおける燃料費、食費等 250,000円
・ 本プロジェクトにおける宿泊費、キャンプ場利用費等 250,000円
・ 本プロジェクトの撮影にかかる人件費 200,000円
・ アラスカ現地での撮影許可申請費用 200,000円
・ 本プロジェクトにおけるその他雑費 150,000円
・ 本プロジェクトにおける映像制作、音楽制作費用 300,000円
総事業費2,100,000円
プロジェクト実施スケジュール
2022年8月下旬 スタッフ、成田空港出発
2022年9月上旬 スタッフ、アンカレッジ空港に到着~アンカレッジ~デナリ周辺、フェアバンクス周辺などで撮影、収録予定(許可申請により場所は変動します)
2022年9月中旬 スタッフの撮影と録音終了、アンカレッジ空港にて出発~成田空港着
2022年10月 撮影した素材を元に、ドキュメンタリー映像作品や音楽を制作開始
2023年2月 日本の子ども達の為に、本プロジェクトのドキュメンタリー(日本語版)をYouTubeなどで公開
支援者にはドキュメンタリーの英語字幕版と、本プロジェクトで作られた音楽(英語バージョン)をプレゼント
※ スケジュールについては、現地の様子やコロナ禍の影響によって前後する可能性がありますので、ここでは大まかに記載しています。
SDGsにコミットしています
このプロジェクトは、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」15「陸の豊かさも守ろう」
にコミットしています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対応
現地に行くスタッフ全員が、日本国及び、アメリカ合衆国アラスカ州における感染拡大防止処置に準じた対応を行った上で撮影を行います。
最後に
ロックダウン、マスク生活…新型コロナウイルスの蔓延で、僕たちは健康以上にたくさんのものを失いました。
人と人との触れ合いが難しくなり、遠くに出かける旅の楽しみを失いました。
ウイルスのせいで自然界の雑菌に対する恐怖が強くなってしまいました。
特にロックダウンを体験した子ども達は、都市の中で自然と触れ合うことのない子どもが多い。
そんな子ども達にこそ、このプロジェクトでできあがるものを観てほしいと思います。
このプロジェクトは、2019年からずっと準備して来ました。
新型コロナウイルスの蔓延で、一時は諦めかけていましたが、待ったなしの気候変動の為にと、多くの人の応援でこうして立ち上がることができました。
気候変動の未来へアクションを起こしたい!
どうか皆さんの力で、このプロジェクトを成功させてください!
その他
・ スケジュールが前後する可能性があります。特にコロナの影響があればスケジュールは大幅に見直されることがあります。
・ アラスカ現地の撮影許可を可能な限り取得していくつもりですが、状況によって、この記事に記載されている以外のアラスカの原生林で撮影を行う可能性もあります。
・ 制作されるドキュメンタリーや音楽は、我々が思う最高のものを提供したいと考えておりますが、支援者のイメージと違う可能性もあります。支援者に贈るドキュメンタリーに英語字幕が付くことと、音楽2曲が英語ボーカルバージョン(日本人向けには日本語バージョン)で贈られることは約束できます。
・ プロジェクトで撮影、録音された素材は、形を変えて別の作品になって一般公開されることも考えられます。
ご支援いただける方はリンクにお進みください。全編英語ですが、支援内容やリターンのところのみ、日本語でも表記しています。