新年から美味しい野草、ご紹介します。キャンピングカーで森の旅562日目。
ココニクル号は現在、栃木県栃木市のアニマnetさんの古民家に滞在させていただいております。
新年から、お天気の良い栃木市。
でも朝はほんと冷えますね…。
キャンピングカーで暮らす時と同じくらい寒い古民家暮らし。
もちろん戸板はあるし、暖房もあるのですが、家が温まる為にはちゃんと熱効率を考えないとなあと思いながら過ごしています。
でも、昔の人はこのくらいの寒さで暮らしていたんだ。
僕の生活も、このくらいの寒さを受け入れるようになったのは、まさしくキャンピングカー暮らしが板に付いたおかげ。
そして、朝起きてストーブを点けられるのも古民家のおかげ。
そして何より朝に外に出た時の、じんわりとした太陽を感じるのが、何とも気持ちいい。
冬の醍醐味はこれだよね。
寒さはこうして楽しむもんだ。
アニマnet代表がお雑煮を作ってくださいました。
僕の故郷である福井県のお雑煮は、味噌汁の中に、でろんとした巨大な餅がそのまま入っているもので、食べにくい上にお餅がドロドロして実はあまり好きではなかった…(福井の皆さんもひそかにそう思っているのでは…)。
でも栃木のお雑煮は、醤油ベースのあっさり味に、パリッと焼いた餅が入っている。
美味しい!ご馳走様でした。
さて、春は野草の季節。
森のシンガーソングライターは
「【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ」
「【東京】1/21(日)食べられる野草を知る 七草交流会&寝ころんで聴くごろんコンサート」
という野草をテーマにした2つのイベントを控えておりますが、今日は新年初野草収穫として、アニマnetさんの畑の周りから
いろいろ採ってきてみましたよ。
★ナズナ(アブラナ科)
胃腸の障害である下痢や便秘
習慣生活病である動脈硬化や高血圧、膀胱炎
尿道炎、目の充血、分娩及び産後における出血、月経過多など。
(https://garop.jp/c5/jherb/nazuna.htm)
春の七草の一つで、別名ペンペン草です。
アブラナ科は食べられる種類が多いですよね。
この時期はほかの草より低く、畦道にへばりついているので、見つけにくいのですが
こうして掘り起こしてあげると、惚れ惚れするくらい綺麗なロゼットです。
魚の骨のような形の特徴的な葉で見分けます。
★ハルジオン(キク科)
糖尿病の予防やむくみをとる茶材として用います。
(http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm317.htm)
ヒメジョオンと並んで日本中どこにでも見かけますね。
ロゼットとしても一番たくさん見かけた種類です。
ヒメジョオンとよく似ていて慣れるまでは見分けにくいですが、ハルジオンもヒメジョオンも味も効能もそんなに違わないので
食べる身としてはあまり気にしていません。
香味と苦みが心地よい味ですが、大量に入れると主張しすぎるので、僕は少しだけチャーハンに入れたり、小さめに切って天ぷらの衣を付けたりします。
★ハハコグサ(キク科)
利尿・去痰・鎮咳作用など。
一般に、咳やそれに伴う痰、浮腫みや扁桃炎といった症状の改善目的で使われています。
採取は全草を、花が咲く三月から七月にかけて行い、これを乾燥させた後、水を用いて煎じ、飲用されています。
また、痰や咳といった症状に対しては、煎液を用いてうがいをします。
(https://garop.jp/c5/jherb/hahakogusa.htm)
春の七草のひとつです。
うすいビロードのような毛を生やしていて、心地よい手触りの葉を付けるのが特徴です。
★ノゲシ(キク科)
健康茶として、乾燥した全草を適量、水を適量、煮出して服用する
熱湯に塩を少し入れで茹でて水で軽くさらす。生長した葉は、少し長く茹でてから、良く水でさらす。
柔らかい若芽、若葉は、天ぷら、サラダに。茹でた葉・茎は、おひたし、和え物、油いために、旨い苦味が好まれる
中国の古書には、薬草として、脾・胃・肝・腎・心・肺の五臓六腑の邪気を払い、無毒で心を鎮め、気力が充実し、身を軽くして老化を防ぐ、滋養強壮の効果があるという
(http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm086.htm)
アザミに良く似た葉っぱで、ロゼットの状態ではとげとげしくて、ほんとに食べられるのかな…と心配になります。
葉っぱがとげとげしているので、よく刻んで使うか、天ぷらならカラッと揚げるのが良いと思います。
さあ、次回は野草の調理編です!
オマケ。
初詣には、栃木市の大平山神社へ連れて行っていただきました!
そしてここの茶屋の甘酒がすごく美味しかった!
次回のコンサートは栃木イベント連発!!
あなたが森と繋がる自然体験コンサート!
【栃木】1/11(木)、1/18(木)0歳から聞ける、親子で自然の中に寝転ぶコンサート!
【栃木】1/13(土)始まりの森で生命をいただく七草の歌@アニマnet森カフェ
【栃木】1/14(日)森の旅の話コンサート~旅をする意識と森で暮らす人々~@鹿沼市くぐつ・あとりえ
証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」
森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。ごろんコンサートのご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!
【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/
【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】
森の中で歌を聴くと、分かることがある。
「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。
クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。
森の中で感性のアンテナを開く方法や
知識を想像力に変える方法
定住しない生き方から学べる意識の変化など
自然解説や音楽によって、毎日の生活に役立つの森から得られる人の在り方を広めています。
本名 山田証。福井県出身。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。
2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。
国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。
森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)