笹山ゆきの森の人々。新潟県十日町市。キャンピングカーで森の旅345日目

証笑う。

キャンピングカーは、日本海をひた走る。

福井から、石川そして富山へ。

新潟を目指しています。

本当は、この時期に新潟に行く予定ではなかったのですが、笹山ゆきの森樋口さんにお招きいただき、急遽ごろんコンサートを行うことになりました。

樋口さんに出会ったのは二年前。

東京都多摩市に住むオカリナ奏者の宿谷加奈美さんに、新潟の樋口さんを紹介いただき、それからのご縁です。

新しい土地でごろんコンサートを開催するのは難しく、新潟でちゃんと企画できるのはまだ先かな、と思っていたら、なんと樋口さんの方から企画をいただきました。

福井から新潟までは高速道路で約4時間ほど。

どこを見ても素晴らしい景色で、こんなに急いでなければ、何日もかけてゆっくりと行きたかった。

特に素晴らしいのは、富山県の立山。
立山。

どこにでもありそうな農村の風景のすぐそばに、雪をかぶった険しい山々がそびえたつ様子に圧倒されます。

立山とはよく言ったものです。
とにかく迫力を感じる立ち姿の山々。

これが、街中のどこを走っても見えている。

富山の人たちは、こんな風景を毎日観ながら過ごしている。

思ったよりスムーズに、新潟県十日町市に到着。
笹山野球場。

まもなく日も暮れようかと言うタイミングでしたが、樋口さんが森の中で待っていてくださった。

笹山ゆきの森は、樋口さん達が、丹精込めて整備している森の広場。

笹山野球場の奥の方に、一見うっそうとした森が見える。
人が入るような場所ではなさそうですが、森の入り口には、この看板。
森の入り口。

そして、中に入るとちょっとした異空間が広がる。
これは、外からでは分からない居心地の良さ。
笹山の森。

そして、樋口さん自慢の雪室(ゆきむろ)。
雪室。

雪室とは、この地方の伝統で、冬の間の雪を陽の当たらない小屋の中に溜めておく。

すると真夏でもその中だけ冷蔵庫のようになって、いろんな食材を保存できる。

2年前は僕は真夏にここに来たけど、小屋の中の雪はぜんぜん溶けてなくて、とても涼しかった。

「火に当たるように、ここでは雪に当たるんだよ」

そう言った樋口さんの言葉を覚えている。

今回のお客様には、雪室の中で冷やされた雪下ニンジンが振る舞われました。雪下ニンジン。

余談ですが、樋口さんは十日町市の市会議員に当選されたそうです。
過去にも10年以上市議を勤められたことがあるそうです。

知らなかった…。
単なる森好きのおじさんかと。。

さて、そんな笹山ゆきの森で、ついにごろんコンサートをさせていただくことになりました。

午前中のコンサートの時間では、なんと偶然十日町市に来ていた宿谷加奈美さん達がお客様として来てくださり、びっくりしました!

宿谷さんが、東京のお客様を連れて、たまたま十日町市に来てくださったおかげで、コンサートではお客様がほとんど東京から来た、しかも僕の顔見知りということで…
証笑う。

笹山の森全景。

僕もすごくリラックスして、コンサートをさせていただきました。

そしてなぜか、樋口さんのご要望により、写真を撮りに来ていた学生さん達がたくさん集まったり、ビデオカメラが4台も設置されていたり…

まるで番組収録のような展開でのコンサート。

そして、午後も十日町市の皆さんが、ゆっくり寝転んでコンサートにご参加いただきました。
タニウツギのツボミ。

寝転んだ景色。

タニウツギの花。

笹山ゆきの森では低木も多い。
地面から見上げるとこんな景色が見られる!
寝転んだ景色2

来ていただいた、オカリナ奏者の宿谷加奈美さんと。
かなみさんと。

ご参加いただいた皆様、ご準備いただいた十日町の皆様

どうもありがとうございました!

日が暮れるまで、森の中で樋口さんと酒を酌み交わし、その日は樋口さん宅にて宿泊させていただきました。

この素晴らしい写真撮影は、宿谷昴史さん。

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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