レポート 森の中で歌を作ろう「森歌じかん 2016.3.27」

森歌じかん 宝物みつけた

河原で見つけた宝物を集めてきてもらいました

「森歌じかん」は、森の中で過ごして、自分だけの歌を作るワークショップです。

森歌じかん 2016.3.27_01

毎月、南アルプス市乗馬センターのポニークラブの子ども達と、歌を作っています。

今日は子ども達と河原へ出かけます。

河原で見つけた宝物を集めてきてもらいました。

森歌じかん宝物

雷の模様のついた石。

鹿の骨の一部。

きなこもちみたいな石。

冷蔵庫やテーブルの形をした石。

不思議な形をした流木。

特に面白いなと思ったのが、まず最初に子ども達が僕に見せてくれたのが「砂」だということです。

それも、とんでもなく粒子が細かくて、触るとふわふわした手触りの砂です。
普段は砂に手も触れない大人ではまるで気が付かないことです。

森歌じかん03

そしてある女の子は、いろんな手触りの砂を集めてきてくれました。
みんながいろんな宝物を集めてくる中で、その子はずっと砂の種類に興味があったんですね。

そして、子ども達のお父さんが、水たまりに取り残されているオタマジャクシ達を見つけました。

「暑くなると干上がってしまうね」
「どうしようか」

そうしてみんなで近くの流れから水を足してあげることにしました。
最初は手ですくって水を汲んできていたのですが、次第に効率重視。

河原に落ちているビニール袋、空き缶、空き瓶、フライパン、様々なものを使って水を汲みました。
そうしていつのまにか河原のゴミ清掃にもなってたんですね。

森歌じかん 2016.3.27_01

次に来る時用にと、予備の水をペットボトルに入れて、水たまりの傍にかくしておく念入りさ。

僕は子ども達のこういう何気ない気配りに驚きます。

そうしてできた子ども達の今日の詩をいくつか紹介します。

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「ゆいさんの詩」

いろんな色 形 もよう

まるく 小さく 大きく

いろんな色 まざってる

ふしぎ ふしぎ

キレイな石 たくさんある

おもしろい石 たくさんある

いろんなもよう たくさんある

ふしぎ ふしぎ ふしぎ

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「ゆめさんの詩」

1ばん あらい あらいずな

2ばん あらい あらサラずな

3ばん あらい サラザラずなな

4ばん あらい サラランずな

サラザラすななを ぬらすとどろどろ

4しゅるいの サラサラすなずな

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こういう詩に、子ども達は時々自分でメロディを付けたりします。

今回は僕が、子ども達の詩に即興で歌を付けていきました。

詩を作ること、歌を作ることは、慣れてくると簡単にできるものです。
そういうことを、できるだけ子ども達に体験させて

今日遊んだ河原のこと

助けたオタマジャクシのこと

いろんな宝物のこと

ずっと思い出に残ってくれるといいと思います。

歌を聴くことも、歌を作ることも、そういう役割があるからです。

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