鷹鳥屋神社から藤河内渓谷へ。キャンピングカーで森の旅290日目。

藤河内渓谷。

藤河内渓谷で。本日は、3日間お世話になった甲斐さおりさんに締めくくりとして、大分県佐伯市にある

「鷹鳥屋神社(たかどやじんじゃ)」と「藤河内渓谷(ふじがうちけいこく)」

に連れて行ってもらいました。

自然好きの人からすると

「屋久島の次にすごい」

と言わしめるほどの、原生林と渓谷。
なのに全国の人にはほとんど知られていない秘境です。

佐伯市宇目の出身だという甲斐さおりさんは、この場所は昔から通う親しみのある森。

鷹鳥屋神社に続く道。
鷹鳥屋神社に続く道。

神社の境内だけあって、とてもとても古い森!!

ちょっと日本ではあまり残っていないタイプの原生林。
屋久島と並び評されるだけのことがある。
個人的には藤河内渓谷よりも、こちらの方が惹かれる。

とにかくどの木を見ても

ものすごく大きい!!

倒れかけている古いアカガシの幹から空に伸びる若い枝達。
アカガシからの徒長枝。

樹齢は何百年だったんだろう。
伐り倒されてもなお、大きさを物語るスギの切り株。
切り株。

甲斐さんがここを訪れる度に、親しく迎えてくれるという巨大なスギの木。
甲斐さんの友達の木。

古いアカガシ。命の危険を感じると幹からたくさんの若葉を出すようになる。
生存本能。
アカガシの葉。

森の姿。

そしてこちらが鷹鳥屋神社。
古いながらもとても荘厳で、綺麗にされていて、いかに人々に愛されている神社か分かります。
鷹鳥屋神社

この境内で、甲斐さおりさんが歌ってくださったのは「唄げんか」

「唄げんかとは?」

送りと返しからなる対話形式の歌詞が繰り返される子守唄。

近くの木浦鉱山に働きに出た夫婦のもとに子守奉公として集められた娘達の唄が原型となっている。

子供を背負った娘達が川岸などに数名集まり二群に分かれて歌い合ったと伝えられており、つらい子守仕事のストレスから攻撃的な歌詞になったと考えられている。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%94%84%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%8B)

唄げんか。

神社の古い森の中に、すっと歌が吸い込まれていくような不思議な時間でした。

そして、境内のご神木がすごい。
僕の一番のお気に入りだった樹木はこちら。
ご神木。
まるで千手観音のように、手を広げて見降ろす。

圧倒的な存在感!

そしていよいよ、藤河内渓谷へ。

藤河内渓谷1

こちらは、一枚の巨大な岩盤を、水流が何億年もかけて削って作ったという、とても美しい渓谷です。
藤河内渓谷2

藤河内渓谷3

うっとりするような岩と水の芸術!!

大自然の驚異という言葉がぴったりの場所でした。
もっと早く知っていたら、九州でのごろんコンサートは真っ先にここを目指したと思います。

岩に滴る水を吸う植物達。
岩に滴る水を吸う。

藤河内渓谷。

ご案内いただいた、甲斐さおりさん、どうもありがとうございました!!

僕はこの場所で、藤河内渓谷と鷹鳥屋神社を学ぶ、ごろんコンサートの開催を目指したい!

1000円から支援できます!!森の旅を続ける為のご支援をよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング開始!「ごろんコンサートを全国の森で開催したい!」

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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