雨が好き!森林のプロが教える「雨の森の楽しみ方」マニュアル!

雨を眺める。

皆さん、こんにちは!

この記事は、森林インストラクター兼シンガーソングライターとして活動している筆者が

雨の森の楽しみ方を、

森林のプロという専門家の視点と
アーティストとしての感性の視点と

両方からお伝えしてみようというブログです。

この記事の目次(クリックすると移動できます)

1.雨は好きですか?
2.準備が出来ていると雨は楽しい。
3.雨の音を聴いてみる。
4.一本の木の下に立ってみる。
5.雨の木の下に寝転んでみる!
6.雨を受ける樹木の構造がすごい!
7.最後に。

雨の時の木の仕組み。

1.雨は好きですか?

お出かけの時に雨に降られたり、傘が無くてずぶ濡れになったり…

「雨って困るなあ…」と思うこと、ありますよね。

でもちょっと想像してみて下さい。

雨は本来、とても美しいものです。

空から水が降ってくるんだ!ということも不思議だし

水滴の美しさ

時々かかる虹の美しさ

それに、太陽の光が当たるお天気雨の美しさなど、どんどん変わっていく姿を見るのも楽しい!

いきなり筆者の個人的な見解なんですが…

雨って、本当に美しい。

僕たちの住む世界を、すべて水で潤していく不思議な現象「雨」。

雨は本来、僕たちの心を豊かにするものなのです。

雨粒。

2.準備が出来ていると雨は楽しい。

雨は、何も準備できていない時に降られると困ってしまいます…。

でももし僕達の準備がしっかり出来ているなら

雨ほど楽しいものはありません。

雨の為のグッズを揃えよう!

傘!

傘。

これは雨の日の、一番のお洒落アイテムですよね。
かわいければかわいいほど、良いですよね。

僕は傘を選ぶ時は「持っているだけでウキウキするもの」を選びますね。

だって、それだけで雨の中を歩くのが楽しみになりますものね。

レインウェア!

レインウェア。

森林のプロのお勧めとしては

森で使うならきちんとした上下レインウェア。

そう、雨の中で快適に過ごしたい時、レインポンチョや、レインコートもいいのですが
レインウェアで上下ちゃんと着込んでいる時の安心感は全然違う。

さあ、どんな雨もどんどこい!

と思いながら行くのが「雨の森の楽しみ方のコツ」なので、その点で言うとレインウェアは最強です。

でもどんなウェアを買ったらいいの?

というと、金額によって性能はピンキリですよね。
これは目的によって、性能を選んで買います。

主にレインウェアの機能は

防水性(どれだけ水を通さないか)
撥水性(どれだけ水を表面ではじくか)
透湿性(どれだけ中が蒸れないか)

の三点が主になっていて、それぞれの性能が良いほど高い、ということですね。

じゃあどれを買ったらいいの?と言うと、この記事を読んでる皆さんは別に登山に行く訳じゃない。
ただ、身近な森で雨を楽しむ為のレインウェアなので、そんなに高くなくていいと思います。

ちなみに、筆者はモンベルのストームクルーザー上下セットを1万数円~で購入して使ってますが
https://camphack.nap-camp.com/1880
僕にはこれで十分でした(むしろ登山もこれで…)。

長靴!

長靴。

長靴も、お洒落なものたくさん出てますよね。
これもやはり履きたいデザインで選んでほしい。

一応筆者のお勧めは、これ!
日本野鳥の会から発売されている
「バードウォッチング長靴」
https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/c/cat12

これ、なんと折りたためる長靴なんです!

しかもいろんなカラーがあって、かなりお洒落。
僕は長靴を買うなら、まずこれをお勧めします。

こんな風にしっかり準備をしてみたら

ほら、雨の森に行きたくなって来た。

それではここからが、雨の森の楽しみ方!

3.雨の音を聴いてみる、雨粒ノック。

東屋。

雨の音と呼んでいるもののほとんどは

雨がいろんなものに当たる音です。

まるで、雨があなたの周りのいろんなものをノックしているように聴こえませんか?

雨は地球を循環する旅人。

雨は海の向こうから、雲に乗ってやってきた旅人のようだなあと、筆者は想像しています。

まるで旅人がドアをノックするように

木の葉も岩も屋根も、あなた自身も雨がいろんな音を立ててノックしています。

そしていろんなものの形をなぞりながら

流れて、流れて

また海へ帰って行くんだ。

そんなことを考えながら、雨の音をずっと聴いているのが、好きな筆者です。

雨の音を聴く時は、自分の周りの世界を想像しながら耳を済ませると楽しい。

4.一本の木の下に立ってみる。

御神木。

雨の森では、木の下に立ってみるのが面白いんです。

木の葉が雨を遮るから、木によっては傘なんていらないくらい!

木の幹に手を触れてみると
濡れている所とそうでない所があるんです。

この場所は雨が当たらない所なんだと分かる。

木が雨をどんなふうに受け止めているか、どんな風に水を流しているかが分かる。

手を触れて観察しただけで、木の気持ちがよく分かるのが、雨の日です。
霧の森。

5.雨の木の下に寝転んでみる。

寝転ぶ。

木の下で雨が当たらない場所が分かったら

そこに寝転がってみるとすごい!

しっかりレインウェアを着込んで試してみてください。

落ちてくる雨粒を下から見てみる。

まるで自分が森の一部になったみたい。

例えば、友達と背中を付け合うと何だか親しくなった気がするみたいに

森の地面に背中をつけると、森と自分が仲良くなった気がする。

こういう体験は、なかなかできない。

でもレインウェアをしっかり着込んでいると、こういうこともできる!

雨の森。

★こちらの記事もぜひ読んでください!
めっちゃ気持ちいい!森林のプロが教える「森で寝転ぶコツ①魅力編」

6.雨を受ける樹木の構造がすごい!

植物の構造はすごいんです。
じっくり観察をしてみてください。

葉っぱも枝も根っこも、まさに雨を余さず受け止める為の形をしています。

お互いに準備が出来ているからこそ、森と雨はこんなに似合うのかもしれない。
雨の木の構造-1

他にも植物達は、それぞれ独自の雨の受け入れ方を準備していますよ。

もし、僕と一緒に森を歩いてくださるなら

いろんな植物の面白さ、もっとあなたにお伝えしたいと思います!

7.最後に。

他にも雨の楽しみ方はたくさんある。

今回は雨の楽しみ方を少しだけご案内しましたが
こんな風に感性や想像力を使ってみたら
あなたにしかできない、雨の楽しみ方もあるはず。

筆者としては

森の植物達は、こんなふうに雨と一緒に生きている!
雨の森はとても美しい!

そんなことを考えながら、歩くのが好きです。

あなたもしっかり雨の準備をしたなら

あなたの雨の楽しみ方、発見してみて下さい。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

★雨を楽しむ歌「雨粒ノック」!!

★雨を静かに眺める歌「レインマン」

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