少し暖かい。アラスカからの言葉。

大分では昨日から、ほんの少し暖かさを感じます。

久しぶりに気持ちが昂ぶって、窓を開け放って掃除をしてみたり、ジョギングをしてみたり

まるで春が近づいて来るような気持ちで過ごしています。

もちろん凍えるくらい寒いんだけど、もう寒さの質が違うんですよね。

魂が凍るような寒さの時と比べて、寒さの中に柔らかさがある感じです。

こうしてちょっとずつ、春に近づいていくんだなあとワクワクします。

僕のオリジナル曲「ポーラーナイト」を歌う時に、いつも語っていること。

星野道夫さんの本に出てくるエピソードです。

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アラスカの人たちは、冬になると一日中ほとんど太陽の昇らない極夜の時期を過ごす。

そんな中で暮らして、嫌にならないですか?
と聞いたら、現地の人が答えた。

冬至を過ぎた辺りから、地平線の向こうにちょっとずつ太陽の光が見えてくる。

最初は夜明けのように。
そして、徐々にその光が強く大きくなっていく。

1日、また1日と、光が大きくなっていって、ある日、川の氷が溶けて春を迎える。

私たちは、この1日1日と、光が大きくなっていく時が好きなんだ。

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星野道夫さんの本文の通りではなく、独自解釈も入っていますが

まさに今僕は、そんな気持ちで過ごしています。

まだまだ寒さは続くと思いますが、この空気を楽しんで行きましょう!

★山田証「ポーラーナイト」

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