先生に提案したい!暑さを和らげる授業の方法!

木の教室

※ この記事はご意見をいただきながら加筆しています。学校の先生に提案したい暑さが和らぐ授業のアイデア、募集中です。

今年の夏の暑さはものすごい!

この記事を書いている間にも、たくさんの人が熱中症で運ばれたり、中には無理をして亡くなってしまった子ども達もいて、筆者も心を痛めております。

この記事は僕の個人的な意見や観点から書いています。
「こんなことを書くなんてとんでもない」と思うかもしれない。

でもこのことをちゃんと皆さんと話し合いたい。

賛否両論覚悟で書いていますので、一部でも同調してくれた方は一緒に考えて下さると嬉しいです。

いろんなニュースや、僕の周りの人たちの声を聞いてみると

「命に関わる暑さ」
「全小学校の教室にエアコンを!」

というように、これまでの年にはなかったくらいの深刻な声が聞こえてきます。

でもちょっと待てよ。
本当に全小学校にエアコンが設置されたら、それは本当に解決するの?

日本中が大変な思いをしている中(ここは敢えて)エアコンに頼らない方法も考えてみたいと思います。

そんなこと書かなくてもエアコン一台そこに置けば済むことじゃないか、と思うかもしれませんが
ここは一つ、可能性を広げる意味で読んでもらえると嬉しいです。

ここに書かれていることは、すぐにできることもあるし
ちょっとやそっとじゃできないこともあります。

でも、エアコンを設置できない学校の先生に、この中から提案できることがあるかもしれない。

ぜひ一緒に考えてみて下さい。

目次(クリックで移動できます)

1.マイクーラーボックス!
2.教室を観葉植物で埋めよう。
3.木の素材のものを増やす。
4.教室の壁をとっぱらえ。
5.一日が終わったら、なるべくたそがれよう。
6.ちゃんと地球と共に生きる体に「次世代の子ども達へ」

氷。

1.マイクーラーボックス!

授業中、マイクーラーボックスに自由に使える氷を用意してあげてください。
それだけで子ども達は、かなり授業をがんばれると思う。

しかも、エアコンで室温を変えてしまうのではなく、体は暑さを感じながらも、氷で快適さも感じると言う、五感を使って子ども達が自分のペースで暑さの耐性を鍛えられますよね。

氷がなくても、もちろん授業中のお茶などの飲み物も自分のペースで飲ませてあげてほしいですよね。

観葉植物

2.教室を観葉植物で埋めよう。

教室を観葉植物でいっぱいにする!

写真のような小さくて可愛いものもいいし
大きな観葉植物をたくさん置くと、ジャングルみたいになる!

葉っぱの効果には「光合成の蒸散により、たくさんの水蒸気を放出し続ける」

というものがあります。
観葉植物があるだけでもだいぶ違うんですよ。

生徒たちは、どうして植物が室温を和らげるのか良い学びになるし
自分たちで植物の世話をする良い機会にもなる。
ジャングル。

将来的には…?

学校の周りに木をたくさん植えてあげてほしいと思います。
それだけで、未来の子ども達の授業はずいぶん楽になるはず。

木の教室

3.木の素材のものを増やす。

木材製品はいいことだらけ!!

(抜粋)樹木から発散される「フィトンチッド」という成分は実に多くの有効成分を含み、リラックス効果の他、防菌・防ダニにも有効であることがわかっています。

特にヒノキは、ほとんどの人が「いい香り」と言うほど香りが強く、感覚的な空気の爽快感が高まります。

木材は湿度が上がると水分を吸い込んで、逆に乾燥してくると水分をはき出します。

こうして室内は、木という自然のエアコンによって快適な湿度に調節されます。(http://hinokicraft.jp/WOOD/koka.html)

そしてできれば、日本の森を救う為に「国産材の製品」を学校で購入してあげてください。

なぜ国産材を使うといいの?詳しくはコチラをご覧ください。
★なぜ土砂崩れが起きやすいのか?主婦だからできる森の為の5つのこと。

教室。

4.教室の壁をとっぱらえ。

そもそも、壁に囲まれていたら、暑いのは当たり前ですよね。

筆者は実はキャンピングカーの中で暮らしているのですが、どんなに窓を開け放っても外の方が涼しい。

もう壁なんてぶち抜いてしまいたいくらいですが(無理なので)
森林インストラクターである筆者の視点から、ちょっと変わった提案してみたいと思います。

木立のあるところで授業をすること。

算数の授業だって、国語の授業だって、本当に教室でないとできないことはないですよね。

実は、そこに木があるだけで外気温をけっこう下げている。

木立の中。
木立があるだけでこんなにすごい!

…光合成の蒸散により、葉っぱからはたくさんの水蒸気を放出し続けている。
…木立が連続してあることで、気流を作り、木立の内側の気温をある程度一定に保つ。
…ある程度水分を含み、気温を下げる。アスファルトのように気化熱がない。
…なぜか屋外では、本当に僕らが我慢できないと思うと風が吹いてくるんですよね。地球の気遣い!

なんと上記のようなことを体で学びながら授業もできる!

「先生、今日はあそこの木陰しましょう」とか
「神社の境内いいよね」とか
「今日は川に足を付けながらにしましょう」とか

そうでなくても生徒たちと

今日授業する場所を一緒に探しに行くのもいいですよね。

「学校のこの場所が涼しい」とか

とにかく学校と言う上物が決まっていて、簡単に変えることはできないなら「その時に臨機応変に場所を選べる」ようなシステムになったらいいなあと筆者は思います。

将来的には…?

(筆者としては)ぜひ教室の壁を、風通しが良くなるようにリフォームしてほしいと思います!

たそがれ。

5.一日が終わったら、なるべくたそがれよう。

暑さに耐性を付ける一番の時間は、黄昏時。

この時間、風も吹いてくるし、一日の汗がすっと引いていく時間。
そして素晴らしい空を眺められる時間。

暑くてもこの気候を嫌いにならないでほしい。
暑かったからこそ、こんなに美しい風景がある。

今日一日地球と一緒に頑張ったなあ、そんな風に思えるほど黄昏は美しい。

黄昏時に、みんなで夕日を眺めて語り合いながら、体を季節に馴らしていく。
筆者はよくたそがれています。

筆者からの提案はこのくらいですが…

これを読んでいるお父さんお母さんや先生方からはもっと面白いアイデアがあるかも!
ぜひコメントから、教えてください。

旅人。

6.ちゃんと地球と共に生きる体に「次世代の子ども達へ」

僕達の住む地球では、様々な環境問題により、通常ではありえない変化が訪れています。
今回の異常な暑さもそうですよね。

でも何も地球は、急に暑くした訳じゃないんです。

僕らの体が耐えられるように、毎年ちょっとずつ気温を上げて、鍛えてくれてたのかも。

温暖化はもう避けられないとすれば

そういうゆっくりさは、地球の優しさだと思いませんか?

もし僕たちがそういうことを感じないで、常にエアコンのある部屋にい続けてしまったら
これからの子ども達は今後どんどん変化するかもしれない地球の気候にどうやって適応するんだろう?

僕達の為にゆっくりと変化しようとしてくれる地球の環境。
それを少しずつでも体で感じながらゆっくり変わる。

地球は僕らが変わる為のいろんな助けを、まだまだ僕らにしてくれています。

もちろん、いろんなニュースで言われている通り、無理は禁物です。
水分補給は一番大事だし、我慢し続けて体を壊したら大変です。

でもこれからの子ども達に教えてあげなきゃならないのは

少しずつ体を慣らし、季節、気温に応じて自分の体を判断できるようになること。

とても難しいことかもしれませんが、ちょっとずつ、ちょっとずつこの暑さに慣れて行きましょう。

ここに書いてあることは、単なる理想かもしれないけど「もっとこうしたらいい」「ああしたらいい」という声をあげて行きたい。

これから地球と一緒に、ちょうど良い生き方ができるように。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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