こんな自然観察会を一緒に作ってくれてありがとう。レポ「森の歌会 in 東久留米2018」

魚採り。

「今回の森の歌会はこれまでの集大成のような位置付けでした」

これは、この企画のメインの進行をしてくださっている竹内さんのお言葉。

こんなに面白い自然観察会を、一緒に作ってくれて本当にありがとうございます。

そう、確かに僕が思っていた「自然観察会ってこんなだったら楽しいな」という集大成になったなあと思っています。

「自然観察×音楽×パーティ」

これをちゃんと企画として組み合わせたら、まるで小さなフェスのような自然観察会になる。

そんなことを思って、僕が多摩川河川敷で行っていたこのイベントは、竹内さんや参加者の丸さん達の力を借りて、東久留米市で何年も続くイベントとなりました。

恒例のように、毎回「ホップくんの歌」で体操するところから、イベントスタート!
ホップくん体操。

まずは、このイベントの一つのメインである「魚捕り」にみんなで行きます。

川の中をじゃぶじゃぶ歩いて行って、いろんな生き物を捕まえて観察する。

大人でも子どもでも楽しめる、最高のプログラムですよね。

東京の街中でそんなことができるほど、落合川に綺麗な川の水と生き物の多様性を戻してくれたのは

東久留米川クラブのみなさんを始めとする東久留米市の皆さん。

その苦労は並々ならぬものだと思います。

これを読んでいる皆さんも、ぜひ東久留米川クラブの活動に関わってみて下さい。

ゴミ拾い+川の生き物観察、そして僕達の生活に必須である水の大切さを知る、とても楽しいワークに参加できますよ。

東久留米川クラブ

東久留米川クラブの皆さんと自然観察指導員の皆さんが大活躍する川の生き物探し「ガサガサ」です。

魚採り。

ザリガニ。

「ガサガサ」とは、四角い網を持って足で川底をガサガサと探ることで、逃げてきた生き物を網の中に入れるという方法ですね。
生き物。

子ども達は大はしゃぎでしたが、川の生き物たちはびっくりですね。

もちろん捕まえた生き物は、ちゃんと川に返してあげます。

さて、そんな風に存分に川と戯れてもらってから、今度は心を静かにするプログラムとして僕の演奏を聴いてもらいます。

川の中に椅子を運んで、みんなで足を付けながら音楽を聴く。

毎回行いますが、ほんと素敵なシチュエーションですよね。

川に足をつけて聴く。

川の真ん中で歌を聴く時のコツとして

「せせらぎや風の音、自然の音の方がメインの音楽なんですよ。歌はその音に添える程度に聴いてみてください」

「演奏者の方を見て聴くよりも、川の水面や自然の景色を眺めながら聴いてみてください」

ということをレクチャーします。
例えばこんな水面を眺めながら、歌を聴いてみると素敵なんですよ。

水面。

この時に、ちょっとだけ海の話をしました。

「海が今、大変なことになっているの、知ってる?」

と聞いたら、子ども達からは真っ先に「ペットボトル!」という答えが。

そこから海が人間の捨てたプラスチックで溢れ返っていることや、イルカやクジラがそれを呑み込んでしまうこと、日焼け止めオイルがサンゴを殺してしまうこと、そんな海洋汚染の話をしました。

「もしこの川で一つでもゴミが拾えたら、海まで行くゴミを止めることができるんだ」

川に足を付けながらこういう話ができるのって嬉しいなと思います。

子ども達はこの後の川遊びでも、積極的に川のゴミを拾ってくれたり「排水から洗剤が流れてた」「川の中でも綺麗なところと汚いところがあった」と報告してくれて、本当に嬉しかった。

演奏。

さて、ここからプログラムは子どもだけのプログラムと、大人だけのプログラムに分かれます。

今回は大人プログラムを森のシンガーソングライターが担当させていただきました。

子ども達は川の探検!!
普段は入れないいろんなところを歩いていきます。

探検1

探検2

こういうのって、ほんと楽しいですよね。

普段は探検できない沢とか、橋の下を潜るとか…。

僕も子どもの頃、こんな風に川を探検したことあったけど、今でもすごく「あの時は楽しかったなあ」と思い出しますもん。
今日の子ども達の原風景になりますように。

そして、大人達は…
森の中。

木に手を触れながら、自分の中の時間をまるで木の時間のようにゆっくりにする、僕のプログラムを受けていただきました。
感性を使いながら、どんどん森に癒されていくように、音楽がお手伝いをするコンサートです。

一方子ども達は…
探検3
こんな場所を探検中!!
ますますドキドキする場所へ足を踏み込んでいきます。

大人たちは、今度は寝転がって歌を聴いています。
寝転がって歌を聴く。
背中を付けると自分が森の一部になったようで、とても気持ちいいのです。

見上げた景色。

遠くからは、子ども達のきゃーきゃー騒ぐ声が聞こえます。
親御さんたちは寝転びながら、自分の子ども達の声が森の向こうから聞こえてくるのをいとおしく思ったそうです。

子ども達は何やってるかと言うと
目隠し。
目隠しをして川の中を歩いていくプログラム!!
これは楽しそう!!

一方、大人たちは…
自然の景色を眺めて
自然の景色を眺めながら、ますますゆったりとして時間を過ごします。

子ども達は…
滝に座る。

ますますヒートアップ!!
飛び込み。

大人と子どもに分かれてプログラムできたのは本当に良かったなあと思います。

存分に川を探検したい子ども達と、普段の忙しさから離れてゆったり自分を見つめなおしたい大人達。

対照的になったそれぞれのプログラムですが、体験した皆さんはいかがだったでしょうか?

最後は、親子が合流して今日のふりかえり。それぞれ体験したことをシェアしました。
ふりかえり。

そしてすべて終わったら、恒例の交流パーティ!!

参加者のお父さんお母さんが、自慢のお料理やお酒を持ち寄って、語らいます。

体験の後にこんな風に存分に語らう時間を持てるかどうかって、けっこう大事なんですよね。

「体験から交流までの場をちゃんと作ること」で、前向きに学べて、満足できて、次への繋がりも創出できる。

丸さんの自慢のワイン。
自慢のワイン。
これめっちゃ美味しすぎて飲み過ぎた…。
個人的にすごく買いたい。

ラム肉を差し入れて下さったお父さん。この暑い中ずっと美味しい肉を焼いてくださった!!!
肉。

子ども達は子ども達でパーティ!
子ども達。

そして落合川ではなんとアユが登ってくるんです。投網で捕ってきたそうです。
さすが東久留米川クラブの達人…。。。
アユ。

交流会の間に、僕は皆さんが書いてくれた
「親から子へのメッセージ」を、その場で並べて歌にするパフォーマンス!!
即興歌。

どんな風に大人になってほしいか
困った時はどうしたらいいか

いろんな親からの思いが溢れていて、すごく良い言葉たち。

そしたら子ども達も「私たちも書きたい!」と言いだして「子から親へのメッセージ」も歌にすることになりました。

こちらは、親への本音がたくさん溢れていて、面白かったですねー!

たくさん文句は言っていても最後には「でも毎日楽しい」「ありがとう」という言葉がたくさん入っていて、そんなメッセージに親御さんたちもウルウルと…。

そんな楽しい交流会、後片付けするころには僕は酔いつぶれていて、大変ご迷惑をおかけしました…。

今回もご協力いただいた皆さん、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

オマケ。

竹内さんがアオダイショウを捕まえてきてくださったので、みんなで首に巻かせていただきました。
アオダイショウ。
この子、ずっとおびえながら僕らに付き合ってくれていた。
ほんとにありがとうねー!!

「東久留米川クラブ」
https://www.facebook.com/%E6%9D%B1%E4%B9%85%E7%95%99%E7%B1%B3%E5%B7%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96-310293525660867/

次回のごろんコンサートはこちら!

【埼玉】8/4(土)~5(日)夏休み!プロの建築家が教える親子で椅子を作る方法!キャンプ@秩父市

【栃木】8/10(金)子育てに悩むお母さんに、森のようちえんのススメ!ごろんコンサート@鹿沼市

★クラウドファンディング2018「森のシンガーソングライターの歌を全国流通させてください!」
「オフィスの中にいても、都市を歩いていても、まるで深い森の中を歩いているようなCDを作りたい!」
達成目標額725,000円(現在397,000円)

★オフィスで働く皆さん向けに"オフィスから行ける森の旅"のLINE@はじめました!

★学校に行けない子ども達や、引きこもりで悩む人達に"学校を出て、森へ行こう"のLINE@はじめました!

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。ごろんコンサートのご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です