名古屋のあたたかい場所はここ。有松の町屋ゲストハウスMADO、森の旅389日目。

東海道。

ここは名古屋市緑区有松にある東海道。

街を歩いていると、ふいにこんな不思議な町屋通りに入り込む。

まるで時代をさかのぼっていくかのような感覚。

大都市名古屋の真ん中で、こんなにほっとする場所があるなんて。

今回はこの町屋の一角にある「ゲストハウスMADO」を営む大島さんご夫妻に招かれて、森のシンガーソングライターがゲストハウスに宿泊してみました!

MADO

名古屋の街中でこんな風情のある町屋に泊まれるという贅沢。

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今回僕はこの奥のお部屋にお布団を敷いてゆっくり過ごしました。
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この天井の低さがやけに居心地がいいんです。
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裏手にはまるで海の家みたいなシャワールーム!
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格子窓から、通りを眺める。
格子窓。

こんな場所に泊まって、ゆったりとした時間を過ごす。

わくわくしませんか?

今回、特別に夕食会を開いてくださいました。
オーナーの大島さんと、DJの坪井さん、宿泊客でいらしていた台湾人のヤンさん。
夕食会。

坪井さんは、ものすごく美味しいもんじゃ焼きをご馳走してくださった。
もんじゃ焼き
もんじゃ焼きってこんなに美味しかったっけ!!

他にも、大島さんの奥様や、宿泊客の上海の女の子も加わって、演奏あり、人生トークありの素晴らしい時間になりました。

ゲストハウスMADOさんのページで僕の演奏動画もアップしていただきましたのでご覧ください。

ここに来て、名古屋の皆さんの人情に触れている。
旅をしている森のシンガーソングライターに、こんな風に交流してくださる。

オーナーの大島さんご夫妻の懐の深さに感動し、自然素材を使ったお料理に舌鼓を打ちました。

大島さんご夫妻は、長く海外でアパレル系の事業を営んでいたそうで、ある時思い立って、この町屋の一角を借りてゲストハウスを始めた。
まったく違う業種をどうして始めたのか、その想いをいろいろ聞かせていただくと

心の豊かさ
経済至上主義からの脱却
たくさんの人との交流

こんなワードが浮かんできた。

今、時代は既成概念にとらわれず、自分の心がどこに行きたいのかを問う。

経済的な優劣は指標にならなくなって来た。

そのような人々が集う場所が全国に増えています。

オーナーご夫妻の生き方も、一つの生き方として大変面白く聞かせていただきました。

ぜひ皆さんも、生き方に迷った時は、この町屋に泊まって、オーナーご夫妻の生き方を訪ねてみてはいかがでしょうか。

心にぐっとくる温かさがある。

さて、そんな町屋のある有松ですが、お店の前にこんなきれいな藍色の暖簾がかかっています。
有松絞り。
これが「有松絞り」と言われるものです。

この有松はその昔、東海道の中でも人家がなく、治安維持が難しかった為、尾張藩によって移住者を募り集落が作られたそうです。
そこで、宿場町にすることが難しかった事情から「産業を興そう」ということになり、下記のように有松絞りが生まれます。

そこで有松に移り住んでいた住人の一人である竹田庄九朗が、1610年(慶長15年)から1614年(慶長19年)にかけて行われた名古屋城の築城(天下普請)のために九州から来ていた人々の着用していた絞り染めの衣装を見て、当時生産が始められていた三河木綿に絞り染めを施した手ぬぐいを街道を行きかう人々に土産として売るようになったと言われている。

また、1655年(万治元年)に豊後(現在の大分県)より移住した医師三浦玄忠(ただし医師であったこと、玄忠という名前については疑問も呈されている[1])の妻によって豊後絞りの技法が伝えられ、有松の絞り染めは大きな進歩を遂げた。このときに伝えられた技法は三浦絞りあるいは豊後絞りの名前で呼ばれ現在にも伝わっている。なお、鳴海絞りではこの三浦玄忠夫人を鳴海絞りの開祖と伝えている[1]。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9D%BE%E3%83%BB%E9%B3%B4%E6%B5%B7%E7%B5%9E%E3%82%8A)

なんとこの有松の綺麗な絞りは、僕が春までお世話になっていた大分県(豊後)からもたらされたもの。

僕は偶然、大分県から名古屋市へ、豊後絞りが有松絞りとして伝わったルートでここに辿り着いたんですね。

これは面白い!

有松の皆さん、森のシンガーソングライターはこの場所に運命的なものを感じます。

ぜひ、イベントをさせていただきたいと思います。

名古屋の皆さん、自分の街にある町屋で世俗を離れて一泊しながら、交流するコンサートイベント、どうですか?

集合写真。

ゲストハウスMADOの皆さん、大変お世話になりました!

さて、次回のオススメイベントはこちら。

あなたと森の付き合い方を教える自然体験ライブ!

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森のシンガーソングライターに依頼してみると…

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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