野草への愛と、森の生き方を伝える。レポート「ハーブ王子と森の歌会」

後ろからハーブ王子と証

人が、人の話を聴く時に、魅力を感じるのは何だろう?

その人の知識が魅力的なのか。
その人の話す技か。

僕が思うに、一番は話すその人の情熱ではないかと思います。
野草への熱弁

ハーブ王子を見ているとよく分かる。

道を歩く度に、野草を見つけて解説をしている。
ちっとも先に進まず、お客様も一緒に立ち止まったまま、ずっと話し込んでしまう。

野草の知識はもちろんだが、人が彼の話を聞きたがるのは、何故だろう?

それは、話から「野草を好きでたまらない」という情熱が伝わってくるから。

どんな偉い学者の先生の話を聴くよりも、人はそういう人の話を聞きたがる。

「人から何かを教わる」とは、知識の伝達ではなく、その人自身の目から見た、自分とは違う世界を垣間見ることだと思う。

そんなハーブ王子との森の歌会を、6/4(土)に東京都稲城市にある南山という里山で行いました。

ハーブ王子とはこんな人。

山下智道(ハーブ王子)
ハーブ王子
北九州市出身。幼少より植物に大変興味をもち、保育園児の頃から、生け花してます。

昨年の夏より西洋ハーブに押されがちな日本のハーブに着目し、ヨモギ、ドクダミ、カキドオシなど身近なハーブを広く世間に知って貰おうと決意しハーブ 王子を名乗り日本のハーブ 並びに野草、山菜の紹介から料理レシピ、ハーブの効能、利用法をSNSを通じて発信してます。

また、メディカルハーブ検定、和ハーブ検定一級の資格も持っています❗

また、先月の東京ボーイズコレクションイケメン総選挙にて準グランプリを獲得しました‼

https://m.facebook.com/ハーブ王子-1627542447492604/

ホタルブクロ

初夏の森は、陽射しが強いかと思いきや、今回は雲がちょうどよく太陽を隠し、風も吹いていて、この時期にしては心地よい森でした。

南山は、たくさんの人が耕す農地の真ん中を進むことから始まり、次第に森に入っていく。

日の当たるところに生えるたくさんの野草を王子に解説してもらいながら、僕は森に入ってからの樹木解説を中心に

「森の生き方を知る」をテーマにお話させていただきました。

人が利用するための自然である里山。

動物が暮らし、人がほとんど立ち入ることのない奥山。

絶妙なバランスを持って、生活が成り立っていた古代日本の里山文化。


そうして、そこに生える木々も、多種多様な生き方をする。

里山の代表的な木である落葉樹、クヌギ、コナラ、アカシデ、ヤマザクラ

古い森に生えてくる常緑樹、シラカシ、アラカシ、スダジイ

その木々に手を触れて、少しだけ、人ではなく、樹木の気持ちになって歌を聴く時間。
木に触れて歌を聴く

そして、風の中で寝転んで、森の深い苗床になったように、歌を聴く時間。
寝転んで歌を聴く

そんな時間を通してみると、人と森の圧倒的な価値観の違いは、まさに「時間」にあると分かる。

一つと物事を完遂させるのに、数百年という単位で考えている森は

明日はどうだろう?
明後日はどうだろう?

と考えている人間達とは違うものの考え方をする。

でも、人間もその時間軸で物事を考え始めた時、人と森はすごく近いところいることができる。

野草に愛を持って、それを摘み、それを身体に入れるハーブ王子と

森の生き方に、人の生き方を近づける、ゆっくり深い時間に導く、森のシンガーソングライターのイベントになりました。

歌うハーブ王子1

参加者の方が差し入れてくださった、虫刺されに良いとされるヘビイチゴのシロップ。
ヘビイチゴのシロップ

こちらは森に詩を書いてみる時間。
素晴らしい森の環境も手伝って、いくつもの詩が生まれました。
みんなで詩を書く1

みんなで詩を書く2

みんなで詩を書く3

今回の場所をお貸しいただいた、里山Pみなみのモミジさん。
こんなに居心地の良い里山を作るまでにどれだけの時間をかけて作業してくださったのか、測り知れません。
里山Pみなみの方

ハーブ王子と森のシンガーソングライターの歌のコラボレーション。
二人で演奏

今回、鍵盤ハーモニカで、素晴らしいサポートをしてくださいました、虎谷理乃さん。
虎谷理乃さん

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
集合写真

さて、次のハーブ王子とのコラボはこちらを予定!また詳細が決まり次第お知らせしますね。

8/27(土)~28(日)「森の歌会~ハーブ王子と森のシンガーソングライターが利根川源流の森を探る」@群馬県

こうご期待!

近日予定はこちらです!

【山梨】野生のシカとシラカバの地★7/16(土)〜17(日)「森の歌会 清里キャンプ」@北杜市

親子でも参加できますよ。詳しくはお問合せください。

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を、音楽と共にお届けします。

本名 山田証。東京都多摩市在住。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

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