森林セラピー基地の役割とは?福岡県篠栗町九大の森。10/25(火)森の旅143日目。

ラクウショウ2

今、日本全国にある「森林セラピー基地」をしっていますか?

森林セラピーは、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果のことです。
森を楽しみながらこころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指します。
具体的には、森林の中で呼吸法やヨガ、アロマテラピー等を組み込んだ心のリラクセーション・プログラムや、森林ウォーキングやノルディックウォーキングの運動を通じた身体のフィットネス・プログラムを行います。森林の近くで温泉やヘルシーな郷土料理を楽しめたり、医師と連携して健康相談を行う森もあります。

森林セラピーを楽しめる「森林セラピー基地」と「セラピーロード」は、現地と都会で比較実験を行い、癒しの効果・病気の予防効果が科学的に認められたお墨付きの森です。2006年から認定が始まり、現在では全国に60ヶ所誕生しています。

(http://www.fo-society.jp/therapy/index.html)

今回は、福岡県糟屋郡篠栗町にある森林セラピー基地「九大の森」を訪れました。

実際に、普通の森林と、森林セラピー基地はどう違うんだろう?

ここには、入り口に駐車場とトイレが完備されている!
九大の森のトイレ。

これは結構大きい要素です。
家族連れや女性にとっては特に。
僕が森のイベントをする時も、駐車場とトイレがどこにあるかと言うのは最重要項目ですね。

九大の森は、このような素敵な湖をぐるりと一周するコースで整備されています。

九大の森の湖。

このように丁寧な注意看板と、歩く人用の杖貸出!
注意事項。

さっそく入ると、沼地に花が群生。
ウナギツカミの一種か。
わくわくする。
ウナギツカミの花。

九大の森の道1

九大の森の道2

道にはウッドチップが巻いてあり、歩いたり走ったりしやすい。
途中で何度もジョギングの方にすれ違った。
ウッドチップの道。

九大の森の道3

くりのき広場。
クリノキ広場。
ところどころで、このように開けた所があり、木のそばにベンチなどが配置される。
休憩したり、みんなで集まったりする時にはベスト。

こちらはクスノキ。
クスノキを見上げる。

マダケの森のもあった。
マダケの森。

九大の森とは、九州大学の演習林のことなので、様々な生態系が、学習しやすいようにも配置されていると思う。

この木は関東では見られない。「クロキ(ハイノキ科)」
クロキ。
この土地ならではの木に出会えるのは旅の醍醐味。

九大の森でもっとも人気があるのが、このラクウショウ
ラクウショウ1

ラクウショウは、別名「沼杉」とも呼ばれる。
パッと見るとメタセコイアとほとんど同じ姿をしているけど、最大の特徴は「気根」

湿地帯に生えるので、根っこが空気を取り入れるの通気口を地表に出してくる。

日本の公園にはいくつか植えられているところがあり、東京では新宿御苑のラクウショウ群が有名だし、うちの近所(多摩市)の大谷戸公園もラクウショウを植えている。

「九大の森にラクウショウがあるよ」と言われた時に、別に珍しくもなんともないや、と思っていたのだけど、それは間違いだった。

ラクウショウ2

ラクウショウの森3

こんなに美しくラクウショウが生えているの、見たことない。
この風景は、新宿御苑より、よっぽどラクウショウの素晴らしさを物語っていると思いました。

やはり有名な撮影スポットだそうで、僕がいる時も、何人かの方が写真を撮りに来ていました。

見上げる森の姿。

森林セラピー基地とは、つまり

「利用しやすいこと」を目的とした森でありながら、公園のように自然そのものを作り変えてしまうことなく、人と自然が共存しながら楽しめる設備。

僕らの周りにあるような、芝生、ツツジ、サクラ、すべり台などの誰もが利用できるけど、面白みのない(と僕は思っている)公園と比べて

感性や癒しをテーマに絞り、利用する人は限られるけど、山の奥地まで行かなくてもずいぶん深い森を楽しむことができる。

この九大の森は、街の中にある森で、入ってみるまでこんなに深い森があるとはおよそ想像つかない。

そしてこの設備が、現代人が失いつつある「森の本来の楽しみ方」をさりげなく指南できる立場にあると思います。

できれば僕もここで、アーティストならではの、感性を使った森の楽しみ方をレクチャーする「森の歌会」を開催したいと思いました。

ご紹介いただいた、篠栗町役場の黒瀬様、田村様、秋吉様、吉村様、どうもありがとうございました!

オマケ。

九大の森も、ご多聞にもれず、イノシシの被害にあっている。
この全国的なイノシシの勢力増加はすさまじいと思う。

イノシシの足跡。

さて、次回のオススメイベントはこちら。

皆さんとお会いできますように。

【箱根】★12/11(日)「心の壊れない生き方がある。自然と人の共生を学ぶハコネエコビレッジで森の歌会」

集合写真。

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。11月~2月は関東で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様などの、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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