地域の人に愛される隠れ湖。7/29(金)54日目、静岡県富士宮市。

田貫湖テントサイト。

田貫湖は、富士箱根伊豆国立公園の大自然の中の、人口の農業用ため池。

元々は沼だったものが、昔の干ばつの時に農業用水を確保する為に、湖に広げられたということです。

今では、キャンプ場、ボート、釣り場に、国立の自然学校まである。

富士宮の街より、山側に登ると、ホールアース自然学校、そして更に山の上まで車で登っていくと、この田貫湖があるのです。

さて、この田貫湖、夏休みということで、大変多くの方がキャンプに訪れています。

予約なしで利用できて、綺麗なトイレと、炊事場があり、コインシャワーまであります。

そして地元の方以外には「あまり知られていない?」という要素も手伝って、この絶景を少人数で堪能できる素晴らしさ。

そう、僕が気付いたのは、キャンプ場、湖、自然学校と、観光用の設備が揃っているのに

地元から足を運ぶ人が非常に多いということ。

たくさんのおじさんが釣りに来ています。
(家にいられない?)お父さん達の、重要な社交場になっているとか。

田貫湖。
こういう岸辺で、数m置きに、釣りのおじさんがいます。

おじさん達に話しかけると

「この辺ではフナが釣れるよ、釣れたことないけどね、ははは」

と冗談のように話してくれました。
釣れても釣れなくてもいい、交流してのんびりする場、ということなんですね。

田貫湖の周りの森。

湖の周りを歩いていくと、お散歩のご夫婦がいたので、木陰で僕の森の歌を聴いていただきました。

「大変良い時間だった、今日はラッキーな日だ」

と喜んでくださいました。
このご夫婦も地元の方。月に1~2度はここにきて、お散歩をするそうです。

田貫湖のハイキングコース。
田貫湖の岸辺。

そんな地元の方が溢れる田貫湖にある自然学校

こちらが「田貫湖ふれあい自然塾」です。

自然学校内1
館内は、田貫湖で観られる様々な動植物の展示に加え、見る、触る、聴く、などの五感で体験できるものがたくさんあります。

自然学校内2

この後、自然塾主催の小学生キャンプがあるということで、準備中でした。
焚き火興し施設。

この奥は野外ステージまであって、時々、地元の方を呼んで、大きなフェスをするそうです。
自然学校内3

この奥の森で、なんとキャンプのスタッフの方がアナグマを発見。撮影していました。

さて、そんな自然塾の館内には、たくさんの親子が滞在しています。

元気なお子様でも、乳児を連れたお母さんでも、ゆっくり座って何時間でも滞在できる空間が作られてるのです。

自然学校に、乳幼児のお母さんが気軽に来て、何時間も滞在できるというのは、珍しいことなのではないでしょうか。

前にお伺いした山梨県韮崎市の子育て支援センターと同じ雰囲気を感じました。

本来は、観光地の湖、キャンプ場、自然学校というのは、観光客には良くても、地元の方にはちょっと足を踏み入れにくい場所になってはいないでしょうか。

ここは、富士宮市の街からずいぶん上に登ってくるのに、地元の人達でにぎわう。

ひょっとすると、自然学校内で、子育て支援が必要なお母さんの集いや、釣りに来たお父さん達の交流の場など

この絶景の湖のほとりで、地域密着型の企画ができるのではないかと感じました。

田貫湖周辺で出会った動植物をご紹介します。


キンモンガ(アゲハモドキガ科)

キンモンガ

キンモンガ

シシウド(セリ科)
シシウドの蕾。
この蕾が開いて、花火のような花を咲かせます。
シシウドの花。

交尾中のスズメガ。種類分からず。
交尾中のスズメガ。

マメドクガ(ドクガ科)の幼虫。
マメドクガ幼虫。

ネコ。すっごい撫でさせてくれました!!
猫。

小田貫湿原へ。

田貫湖から、ほんの少し上に登ると、標高670mのところに、この湿原がありました。
小田貫湿原1

湿地に旺盛に生える草木達。
小田貫湿原2

湿原とは、淡水が溜まった草地、という定義のようです。
底が粒子の細かい泥で、水が浸透して行かず、水の循環があまりないところに植物の遺体が蓄積される為、たいてい酸性過多となります。

こういう場所には、特別な草花が生えるのです。
小田貫湿原3
小田貫湿原4
小田貫湿原5

僕の写真の技術がなく、綺麗に撮れなかったので見苦しいですが、花が咲いていたのは主に

コオニユリ(ユリ科)
コオニユリ。
ヤマアワ(イネ科)
ヤマアワ。
アブラガヤ?(カヤツリグサ科)
アブラガヤ?
クサレダマ(サクラソウ科)
クサレダマ。
ヌマトラノオ(サクラソウ科)
ヌマトラノオ。

もちろん、他にも多数!

一度、時間のある時に、湿地の植生について詳しく調べてみたいと思いました。

今回、「田貫湖ふれあい自然塾」をご案内いただいた、小野さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

ちなみに小野さんには、湖のほとりに寝転がっての森の歌を聴いてみるプログラムを受けていただきました。
ゴロン。

「これを受ける前と後では、明らかにリラックス度が違う」

と感想をいただきました。

ぜひ、来期は、田貫湖ふれあい自然塾のキャンプで、森の歌が聴けるといいですね。
小野さんと証。

さて、気になる次の森の歌会は

【群馬】ブナの原生林に癒されたい★8/27(土)「森の歌会~奥利根水源の森」@みなかみ高原

尾瀬にほど近いみなかみ高原です。ご家族で、夏休みのご旅行に森の歌会はいかがでしょうか。

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「グリーンドア」

証 / グリーンドア

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。7月は静岡、8月は栃木、群馬で、9月は北陸で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

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