ゴミを拾うと、心も綺麗になる気がする!レポ「多摩川ゴミ拾い&コンサート@多摩市」

集合写真。

多摩川河川敷での(勝手に)ゴミ拾い&コンサートが終了しました!!

ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした!
おかげさまで、多摩川河川敷からたくさんのゴミを拾うことができました。

このイベントは、森のシンガーソングライターが歌をうたいながら勝手にゴミ拾いをしていくイベントです。

今回は、僕が個人的に「多摩の原風景」と呼んでいる場所で、野鳥のメッカでもある場所。
多摩市の交通公園から見渡せる河川敷を進んでいきました。

ここは、大栗川と多摩川の合流地点であり、上流から来たゴミや都市生活のゴミが溜まっていく場所。

海まで行く前のゴミをここで止めよう!

中州を進む。

多摩川の中洲のゴミを拾う為に

背の高い草を掻き分け
強い流れの川も渡り

ざくざく進む。

環境のことをたくさんたくさん話しながら、いろんなゴミを拾って行きましたよ。

草を掻き分け。

川を渡る。
川の深いところでは膝までズボンが濡れてしまうくらい。

多摩川でゴミを拾ってみたら、そのほとんどがビニールなどのプラ系ゴミでした。

もちろん空き缶、ビン、ペットボトルなどもたくさんあるのですが

圧倒的にビニールゴミが多い!

おそらく、風に飛ばされやすい、水に流されやすい、そんな理由ではないかと思います。

改めて、都市生活の食品や商品の過包装が、川や海の生物をどれだけ脅かしているかを実感…。

ビニール袋。
こういうスーパーの袋の多さ!!

もちろん空き缶も。
空き缶。

こういうお菓子の袋も多い!
お菓子の袋。
参加者の一人の言葉。

「こういうお菓子の袋は、ほんとはみんなを喜ばせようと作られたものなのに、自然を汚してしまうのは悲しいね」

ゴミを拾う。

よいしょ、よいしょとみんなで掘り出します!!
掘り出す。

こんな大きな化繊の袋でした!!
化繊の袋。

こんな大きなブルーシートも埋まっていた!
ブルーシート。

ゴミ拾い。

こういうゴミって、ここで捨てられた訳ではなく、はるか上流から流れて来たんですよね。

実はこれ、日本の森林が荒れている問題とも直結しています。

日本の森林はかなりの面積が、管理されずに放置された人工林となっています。

もし自然のままの山だったら、森のふかふかの地面はたくさんの雨を吸い込み、水を一定期間蓄えることができる。
山はまるでダムのように少しずつ水を川に流していきます。

でも放置された人工林の地面は水を蓄えることができず、降った雨はその地表をそのまま流れて行きます。
すると、通常よりたくさんの水が川に流れ込み、下流では川が増水していろんなものを押し流していきます。

そう、はるか上流の山の中に捨てたゴミも、雨と一緒に簡単に下流まで流れて行ってしまう。

しかも僕らが暮らしている都市も、水を吸うことのないアスファルトやコンクリートの地面です。

街中で捨てたゴミも、水の流れに乗って川まで流れて行きます。

そして都市の河川ゴミ達は、上流からやってきた大水によって、海まで一気に流れて行ってしまう。

現代の社会では昔よりさらに、捨てたゴミが海にたどり着くスピード早いのではないかと

こんな風にゴミを拾っていると実感します。

ゴミ達。

電気コード。
電気コード。

多摩川は富栄養化。
富栄養化。
生活排水が流れ込んでいるのかも。

中州の真ん中で、皆さんの感想を聞いてみました!

「ゴミを拾った後は景色が変わる。とても気持ち良いですね」

「拾わなきゃと思うのはしんどいけど、拾うことで誰かが喜ぶんだと思ったらできそう」

「ゴミ拾いをしてくれてる人がいるんだな、と感謝の気持ちになりました」

話題になったのは、砂の中に無数に埋もれてとても回収しきれない、タバコのフィルター…
タバコのフィルター。
海でビーチクリーンなどをすると、砂浜からも無数にタバコのフィルターが出てくるそうです。

「昔はタバコと言っても、葉っぱを紙で巻いただけのものだったのに」

今回一番多かったプラゴミも話題に!

お菓子の袋やスーパーの袋などの「過包装問題」は?

「買い物に行くと(サービス精神からだけど)、すごい早さで商品が袋に入れられてしまって、袋要りませんと言う間もない時あるよね」

「できあいの食材を買うだけで一気にプラゴミが増えるよね。実は自炊すればゴミはあまり出ないんだよ」

「珈琲のプラスチックの蓋などが、イルカのお腹から出て来たこともある」

※ ちなみに森のシンガーソングライターは、旅の中で事務仕事のコンセントを借りる為に、マクドナルドなどで珈琲を頼んだりするけど「蓋やストロー要りません」と言うことはできて、ちゃんとこんな風に出てくるんですよ。
珈琲蓋なし。
もちろんブラックで飲む人は、ミルク、シロップ、かきまぜ棒も断ることができる。
ぜひ皆さんも!!

「私はいつも畑をしているので、その周りだけでもゴミを拾うようにすると川まで流れて行かない」

「このゴミ一つ拾えば、海のイルカやクジラのお腹の中に入るゴミが一つ減ると思ったら、どんどん拾いたくなるよ」

「広めることも大事だよね。こうしてゴミを拾うだけでなく、拾ったということを広めていくと…」

「確かに、自分の友達がゴミを拾っていたら、自分もしようと思ったりするもんね」

「ゴミ拾いをすると、川が綺麗になるだけでなく、自分の心まで綺麗になっていくような気がしました」

こんなお話をしながら、多摩川河川敷で遅くまで語り合いました!!
語り合う。

日が暮れる。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございましたー!

多摩川河川敷で歌ってみました!

その後。イレギュラー受け入れ、稲城市役所に感謝!

僕たちがゴミを拾ったのは、巨大な焼却炉を持つクリーンセンター多摩の施設のまさにすぐ裏手の河川敷でした。
今回のゴミを処理施設に持ち込めるか、稲城市役所環境課に聞いてみました。

最初に電話で問い合わせた時の対応としては…

(多摩川を清掃いただけたのはありがたい…と前置きをいただきました)

「持込自体を受け付けていない」
「各自治体の規定にしたがってゴミ回収車に出してもらうしかない」

(僕自身が住居がないのでゴミ出しできないことを伝えると)

・ (持ち込めたとしても)持込者が稲城市民でないならさらに難しい。
・ 稲城市で出たゴミではない(多摩川河川敷は国土交通省の管轄)。
・ そもそも、本当に多摩川河川敷で出たゴミである証拠も提示できない。

という、冷たい回答が…(完全にお断りモード…)。

河川敷で参加者と話し合った時に出た意見の一つで

「気軽にゴミを拾えないのはなぜか?」

という理由が

「拾ったゴミをどこに捨てるのか?」

という問題に当たるから。

結局、しつこくお願いしてみた結果(稲城市役所の皆さんすみませんでした)
イレギュラー対応として、今回のみクリーンセンター多摩で受け入れてもらえることになりました。

それも手続きはけっこう大変で

1.まず稲城市役所まで行って、伝票を書く。
2.クリーンセンターに行って、ゴミを計量してもらう。
3.また稲城市役所に戻って、計量した分の処分代金の払い込み用紙をもらう。

という流れでした。

それでも、イレギュラーに対応いただいた稲城市役所環境課の皆さんに感謝したいと思います!
計量中。

今回は、拾ったゴミをみんなで分別してみたけど、クリーンセンター多摩に持っていくと、有無を言わさず全部焼却処分となるようです。

クリーンセンター多摩では

集まったゴミは高温で焼却する。
粗大ごみなども粉砕して焼却する。

更に下記サイトによると

ごみを焼却する際に発生する熱エネルギーを蒸気として回収し、蒸気タービン発電機により最大で6,000Kw/hの発電を行いクリーンセンターの動力源として使い、余剰電力は電力会社に売っています。また、稲城市立病院及び健康プラザには、熱エネルギーを高温水として供給しています。

ごみの中に含まれる鉄やアルミなどは回収して再資源化しています。 また、焼却灰はエコセメントの原料として再利用され、資源の有効活用に貢献しています。

(http://www.union-tamagawa.jp/)

ということでした。

なるほど、本当に資源を分別して捨てたかったら、やはり個人の家で回収業者のタイミングに合わせてゴミ出しするのが良いみたいですね。

河川敷から拾うものは、大概朽ち果てているのでリサイクルは難しいようですが…。

今回は、多摩川河川敷から拾ったゴミは合計20kgでしたー!!
皆さん、お疲れ様でした!!

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で歌を聴くと、分かることがある。

「歌う自然ガイド」として、日本全国の森でコンサートを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、寝転びながら森を学ぶ「ごろんコンサート」は、これまで全国で100回以上の開催、1300名以上の方にご参加いただきました。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

森の中で感性のアンテナを開く方法や
知識を想像力に変える方法
定住しない生き方から学べる意識の変化など

自然解説や音楽によって、毎日の生活に役立つの森から得られる知識などを広めています。

本名 山田証。福井県出身。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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