アニマnetさんの日常。8/17(水)森の旅74日目、栃木県栃木市。

川で石積み。

本日は、お世話になっているアニマnetの皆さんの日常を体験するべく、農作業などいろいろ手伝って参りました!

昆虫好きの皆さんが集まるアニマnetですが、農業部門があります。

というか、ほとんどイベント以外は日々、農作業に精を出すアニマnetの皆さんです。

というか、ほとんど虫の観察を畑でしていると言っても過言ではないでしょう。

さて、上記の画像は、川での石運び。
ワンコもいるので、遊んでいるように見えるかもしれませんが…けっして遊びではありません。

みんなで楽しく、川に石を積み上げて参りました。
これは、8/20(土)に行われるアユのつかみ取りイベントの準備なのです。

頑張って積み上げたそばから、手伝ってくれようとするワンコがフンフン崩していくので、なかなか進まず…w
(大半はおとなしくしてくれてましたよー)
川で石運び。

アニマnetの8/20(土)のイベント詳細はこちら!
★大柿いきもの調査隊★

そのまま、アニマnetさんの畑で、草取りへGO!

自然農法をご存知ですか?

自然農法(しぜんのうほう)とは、不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。ただし、下記に掲げるように、自然農法の実践者であっても手法はさまざまであり、耕起や除草を許すかどうかに違いがある。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E6%B3%95)

自然農法の難しさは、以前ブログでも挙げた通りです。
アニマnetさんでも、できる限り自然農法で行えるよう頑張っておりますが、どの場合でも、以下の点で苦労することが多いようでうです。

雑草を放置するので、虫が大量発生し、他の畑に影響を与える可能性がある。

雑草との生き残りバトルに勝ち上がった作物だけが収穫されるので、全体の収穫量が減る。

上記は、近所の他の農家さんの理解も必要で、これは「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんもご苦労されておりましたね。

さて、アニマnetさんの畑はと言うと
自然農法の畑。

これは草原ですね…。

このどこかに大豆が根付いているとのことで、草取りもこれをかき分け
自然農法の畑2
雑草か大豆かの見極めがとても難しい…。
自然農法の畑2

これはもはや発掘です。

自然農法の畑3

「この草原のどこかにネギが植わってるんだ」

ネギの草原。

ありました!ネギ!

ネギの草原。

自然農法ってすごい。

「この砂漠が輝いて見えるのは、どこかに井戸を隠しているからだ」
(サンテグジュペリ「人間の土地」より)


という有名な一節を思い出してしまいました。

本当は、自然農法はあまり草取り自体をしないもの。
苗が根付いて、ある程度大きくなるまでは草取りはするけど、それ以降は通常は草は取らない。

例えば、ネギであれば、草を刈らなくても、ネギより先に草が枯れる

枯れて倒れた草の間から、ネギを収穫すれば良いのです。

「もちろん一般的な畑と違って収穫量は減るけど、その分とても美味い野菜ができる」

と渡辺さん。

枯れて倒れた草も、回収しないでそのままそこに敷いておく。
するとそれがマルチの役割を果たし、二年目からはあまり雑草自体が生えなくなる。

ココニクル号の横に偶然できていた雑草マルチ
雑草マルチ。

こうして、雑草を刈らないことにより、雑草、そこにいる発生する虫、様々な力を借りて作物を育てるのが自然農法なのだそうです。

農薬など、他の生き物を殺してしまうようなものは撒かない。
その代わりに、他の生き物に力を貸してもらうのですね。

もちろん、もっとちゃんと根付いている作物もありましたよ。

こちらは少し大きめの品種の大豆。
大豆畑。

トマト。
トマト。

ピーマン。
ピーマン。
ピーマン2

自然農法の畑は、とにかく気持ち良い。
草むらにこっそり隠れているようで、わくわくしながら手伝わせていただきました。

ところでさすがアニマnetの皆さん。作業の合間にいろんな生き物を見つけていましたよ。

川で石の裏に付いていた、ヒラタドロムシの幼虫。
ヒラタドロムシ。

カナヘビの卵。
カナヘビの卵。

畑仕事もイベントもこなし、そして自然観察を楽しむことも忘れない、さすがアニマnetの人たちです。

本日はお手伝いさせていただき、ありがとうございました!

作業後にみんなでいただいた、とんでもなく美味しいスイカ!
スイカ。

さて、次の森の歌会は

【群馬】ブナの原生林に癒されたい★8/27(土)「森の歌会~奥利根水源の森」@みなかみ高原

尾瀬にほど近いみなかみ高原です。森のシンガーソングライターが、森の歌を共にガイドを行います。ご家族で、夏休みのご旅行に森の歌会はいかがでしょうか。

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

森の生き方を知ると、あなたの生き方が変わる。8月は栃木、群馬で、9月は北陸で、森の歌会のご依頼を受け付けております。1本の木があれば、深い自然を歌と共に感じられます。自然体験団体、森のようちえん、子育て支援、福祉施設様など、体験内容や料金も応相談!

【下記のフォームよりお問い合わせください】
http://akashi.uzura.info/mailform/

【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の生き方を説く「森の歌会」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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