はちエネ!電気も森も循環させる資源@八王子協同エネルギー

はちエネさん。

市民発電所なのに、森林作業??

はちエネさんを知っていますか?

一般社団法人「八王子協同エネルギー」(通称はちエネ)は、2011年の福島原発の事故以来、

地域で使うエネルギーは、自分たちでつくる。

をテーマに、市民発電プロジェクトを手掛ける、東京都八王子市の団体です。

ユギムラ牧場(鈴木牧場)の屋根には太陽の光を受けて並ぶソーラーパネル。

この市民発電所第一号機を始めとして

「磯沼ミルクファーム」にある「かあさん牛のヨーグルト工房発電所」

福祉作業所「結(ゆい)の会」の作業棟の屋根にある結の会ソーラー発電所など

いくつもの場所で、市民発電を行っています。

今回は、ユギムラ牧場ソーラー発電所にお邪魔して、はちエネさんの取り組みについてレポートしてみたいと思います。

はちエネの共同代表を務める田中拓哉さんと、理事の宮元万梨子さんにお出迎えいただきました。
はちエネ作業場。

この場所は、ユギムラ牧場の一角の元酪農関連の作業場だったところ。

現在は、そのまま、田中さん達の作業場として機能しています。
いずれは建て替えて、ちゃんとした作業場にしたいとのこと。

さて、いったい何をしているのかというと

なんと、木工作業中!!
木工作業中。

こういう木材を…
木工材料。

こんな風に削って
木工作業中2

お皿に仕上げていきます。
木工作業中3

こんな立派な器に!!
こんな立派な器に。

実はこの木材、近くの「ユギムラの森」で切り出してきた材を使って加工されているのです。

はちエネさんは、発電だけではなく森作りも行う!

先日はユギムラの森で、はちエネさん主催の森のシンガーソングライターのごろんコンサートを開催させていただきました。

詳しくはコチラの記事をご覧ください。
【演奏動画あり】森が味方をしてくれる日。レポート「落ち葉掃きと焚き火ライブ」
最後の歌!

市民電力の意義とはなんでしょうか?

ただ電気を自分たちで賄うことだけではない。

重要なのは「資源の循環を僕たちの見える形にする」ことだと考えます。

原発のように大きすぎて実態の分からない循環ではなく、僕たちの手に取れる、目に見える形で、小規模でもいろんなエネルギーを循環させること。

これは電気にとどまらず、他のあらゆる資源に対して言えることだし

この世は、単独であるものなどない。
いろんな資源の循環は密接に繋がっているはずなのです。

電気だけではなく、森の資源の循環も知る必要があることを、はちエネさんは考えているのではないでしょうか。

すごいのは、設備の本気度!

ちょっと前には、高価なペレット製造機を借りてきて、森林資源のペレット化の可能性を模索していたはちエネさん。

この木工の機械や彫刻刀一つ取ってみても、本格的なものを揃えています。
彫刻刀。

何かを試す時は、本気で試す。

これ、とても大事なことだと思っています。

こちらは森林作業用に購入した作業用梯子やケーブル。ちゃんとしたものを揃えてある。
森林作業用梯子。

もちろん、作業で使う電気は、太陽光で賄っているのです。
太陽光発電パネル。

太陽光発電設備。

ちなみに、普段は聞けない太陽光発電の電気の仕組み、聞いてきましたよ。

ユギムラ牧場の屋根のパネルで発電した電気は、どこに向かっているの?

パワーコンディショナー1
屋根で発電した電気は、この100vに変換する為のパワーコンディショナーに行きます。

電線から家庭用の電気が流れてくるものと同じ設備がありますね。
この設備を逆流させることで、逆に電線の方に電気を送るわけです。
パワーコンディショナー2

電線へ。

電柱には、バケツのような形の変圧器があります。
変圧器。

この変圧器から、付近の家庭へ電気が送られる仕組みです。

ユギムラ牧場のソーラーパネルから、変圧器へ電気を送り、周りの家庭がそれを使う。

約30kwを発電できて、一般家庭約10件分で使える電気だそうです。

もし、変圧器に電気が足りなくなれば、もっと遠くから流れてくる高圧電線から自動的に電気が供給され

逆に変圧器に電気が過剰になった時は、余った電気は高圧電線を通してもっと他の場所へと送られていくそうです。

うまくできているなあ。

素晴らしいと思ったのは、ユギムラ牧場で作られた電気を、ちゃんとユギムラ周辺の家庭で使用できるようになっていることです。
電気の地産地消ですね。とても勉強になりました!

はちエネオリジナルソーラーパネルキット。
ソーラーパネルキット。

はちエネさんが、市民発電、森作りの他に現在力を入れているのが「クラフト」

この素敵なキット、実ははちエネの田中さんが試行錯誤を重ねながら作ったオリジナル製品なのです。

みんなで電気の仕組みを学びながら自分で作れて、自分で使う。

これ一つで、ノートPCが充電できるくらいの電力が確保できるのだからすごい。

これは欲しい!!

13.2vでフル充電の表示。
充電表示。

ソーラーパネル2

ソーラーパネル3

これがあれば、僕の旅の中でPC作業をする時にすごく助かります。

なんと、今回は森のシンガーソングライターがモニターとしてこの製品を使ってみることになりました!

どんな使い勝手か、旅の合間にレポートしていきますね。
お楽しみに。

この製品、すごく欲しくなりますよね。
実はこのソーラーパネルは、時期を見てはちエネさんの「電気を学ぶクラフトワークショップ」としてイベントで手に入るようになるかもしれません。
その時は、森のシンガーソングライターからもお知らせをさせていただきますね。

今回は、ご案内いただいた田中さん宮元さん、そしてユギムラのおっさんこと鈴木さんまで!
はちエネさん。

はちエネの皆さん、どうもありがとうございました!!

ソーラーパネル、使うぞー!!

一般社団法人「八王子協同エネルギー」
http://8ene.org/

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クラウドファンディング開始!「ごろんコンサートを全国の森で開催したい!」

証の音楽はこちらから聞いてみてください。「パイオニアソング」

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【森のシンガーソングライター証(あかし)プロフィール】

森の中で、歌を聴こう。

「森と歌を繋ぐ専門家」として、日本全国の森で、森の歌ライブを展開しています。
森の景色、森の音、焚き火、ナイトウォークなど、様々な自然体験と共に、森の生き方から学ぶ人の暮らし方、生き方を学ぶ「ごろんコンサート」が好評。

クラウドファンディング「【日本初】森と音楽の専門家の大挑戦プロジェクト!失われる森を守るためキャンピングカー生活で全国をまわる!」を達成率132%で達成し、手に入れたキャンピングカー「ココニクル号」で、定住しない生活をしながら、現在日本全国の旅をしています。

本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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