【演奏動画あり】トロッコのある原生林。芦生の森@京都府南丹市美山町

トロッコと原生林。

アシウスギという名前のスギがあります。

僕が昨年、福井県にある平泉寺白山神社でツアーを開催した時に、境内にある巨大なスギの木の種類が「アシウスギ」だとする説がありました。

参考記事はこちら。
概念を超えた神々のスギ達。下見レポ「森の歌会 平泉寺白山神社編」

こういう知識を本では読んでいたけど、まさか今回僕がこの芦生の森に来ることになるとは思いませんでした。

偶然導かれてやってきた芦生の森だけに、僕は本家「アシウスギ」の巨木が見たかった。

でも巨木がある原生林までは、徒歩4~5時間かかる上に、道が迷いやすく、もちろん熊も出る。
遭難も多発しているということで、今はガイド付のプログラムを申し込まないと入れないようになっているそうです。

今回は、単独で進めるところまで、歩いて行ってみました。

芦生研究林事務所。
芦生研究林事務所。
一応こちらで入山許可証のようなものを書きます。

何時頃に帰ってくる予定、という時間まで書きます。
そうしないと遭難したのか分からないからですね。

まずは車道の続くルートを、歩いて辿ってみました。
関係者の車しか立ち入りできず、徒歩でもある程度の場所でゲートがあって、そこまでしか入れないそうです。

芦生の森入り口。

こういう風景は、日本のどこにでもある山林の姿。
特に目新しいものはない。

芦生の森途中。

河。

ここから、人工林が始まる。
京都大学の研究林。林業の研究林です。
林業の研究林。

木の幹に縄が巻いてある。これはなんだろう。
木の幹に縄。
ひょっとすると、雪起こし用の縄なのかな。
雪の重みで曲がってしまわないように、引っ張る為のもの。
でも、こんなに太くなっても雪起こしが要るのか…。

研究林。

今はコアジサイが全盛期!
コアジサイ。
細い茎の部分までがきれいな青をしていて、僕がお気に入りの花。

これはたぶん「こも巻き」なのかな。
コモ巻。
「こも巻き」は、マツなどの幹に温かいコモを巻くことで、害虫などがコモに住みつくようにし、コモごと焼き払うことで害虫駆除をする。
でも、スギの木にも「こも巻き」をするのかな。

スギの木立の間で、ワサビのようなものを栽培してますね。
ワサビ。
一つの山から材だけでなく、他にもいろんな林産物が採れるように。

見上げた崖の上の方が、だんだん原生林のような雰囲気になってきました。
原生林。

と思ったら、ここでゲート。
ゲート。
これ以上は単独では立ち入り禁止です。

途中で会った散策のおじさん達が

「あそこを曲がった先に、ホオノキが花を付けていて、すごく良い香りがするよ」

と教えてくださったので、行ってみました。

この先だ。もうこの辺りから良い匂いが漂ってくる。
ホオノキへの道。

対岸に見つけました!大きなホオノキです。
ホオノキ。

これがホオノキの花。あまり長くは咲いていないので、貴重な瞬間です。
ホオノキの花。

ここでちょっと一息。美山で汲んできた美味しい山水を一杯。
一息。
こういうところで飲む山水は、最高です。
シチュエーションが物の価値を決めるんだ。

さて、上記のコースまでで、片道だいたい40分。これからまた40分かけて事務所まで戻ります。

事務所からはいよいよ
もう一つの原生林へ向かうコース「トロッコ道」へ行ってみます。
こちらも、原生林までは行けないのですが、片道30分くらいまでは歩いていくことができるようです。

ここがトロッコ道の入り口です。
トロッコの橋を渡る。

この日は、専用のガイドと歩くバードウォッチングのツアーがあったらしく、たくさんの人がトロッコ道を歩いていました。
僕はもう午後遅くに行ったので、ちょうど皆さんは帰りがけ。

どこからか、アオゲラの鳴き声が聞こえる。
ドラミングも聞こえます。

こんな風に、沢沿いにずっと線路が続いています。
トロッコ道。

トロッコ道2

西日に光る沢を眺めながら、もくもくと線路の上を歩く。
沢。

このトロッコは、この森が京都大学の研究林となった当時、伐った材を搬出する為に敷かれた線路らしい。
でも、木材価格の低迷により、産業としての維持が難しくなり、トロッコも廃線となったそうです。

今では、線路の上を歩いて森林散策ができる道として人気。
トロッコ道3

さて午後遅く、だいぶ奥の方まで来ると人も通らないので、失礼して

この森でも、森の歌の動画を録らせていただきました。

西日の美しい芦生の森と、どこまでも続く線路。
証オリジナル曲「花の頂」をご覧ください。
前半は森の解説をさせていただいております。

もし「ごろんコンサート」を行うなら、原生林までは行けなくても、こんな風に線路の上でアオゲラの声を聴きながら行ってみたいですね。
美山の皆さん、導いてくれて、ありがとうございました!

ごろんコンサート、実現しますように!

さて、次回のオススメイベントはこちら。

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本名 山田証。福井県出身。東京都多摩市本拠。シンガーソングライターとしても活動の一方、自然科学にも興味を持ち、林業、造園業、環境教育、インタープリテーションの手法を学ぶ。

2008年「エデン風景」がFM福井主催、福井ホームタウンソングコンテストでグランプリを受賞。
2010年「雨粒ノック」が、エコジャパンカップカルチャー部門エコミュージックにてCMディレクター中島信也氏による「中島賞」を受賞。
2014年 「地球ワット」が、同コンテストにてグランプリを受賞。ミュージシャンとしては初の二度の受賞を達成する。

国土緑化推進機構の機関紙「ぐりーん・もあ 2015 vol.70 夏号」にも登場。

森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)

森の歌会 vol.19 あの山に登ろう

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